Users Guide
iDRAC6 NIC 経由で iDRAC6 のウェブインタフェースにアクセスするには、対応するウェブブラウザか、Server Administrator または IT Assistant を使用します。
Server Administrator を使用して iDRAC6 リモートアクセスインタフェースにアクセスするには、次の手順に従います。
l Server Administrator を起動します。
l Server Administrator ホームページの左ペインにあるシステムツリーで、システム® メインシステムシャーシ® リモートアクセスコントローラ の順にクリックします。
詳細については、『Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
RACADM のリモート使用
RACADM には、管理下システムに接続し、リモート仮想コンソールまたは管理ステーションから RACADM サブコマンドを実行できるリモート機能オプション(-r)があります。リモート機能を使用するに
は、有効なユーザー名(-u オプション)、パスワード(-p オプション)、および iDRAC6 IP アドレスが必要です。
セキュリティ警告:証明書が無効です — 証明書の名前が無効かサイト名と一致しません
実行を継続します。証明書関連のエラーが発生したときに racadm に実行を停止するには、-S オプションを使用します。
RACADM はコマンドの実行を続行します。ただし、-S オプションを使用した場合は、RACADM がコマンドの実行を停止し、次のメッセージを表示します。
セキュリティ警告:証明書が無効です — 証明書の名前が無効かサイト名と一致しません
Racadm はコマンドの実行を続行しません。
エラー:指定した IP アドレスで iDRAC6 に接続できません
Linux システムでは、リモート RACADM を使った証明書の検証に成功するためには、次の中間手順を必ず実行してください。
1. DER フォーマットの証明書を PEM フォーマットに変換します(openssl cmdline ツールを使用)。
openssl x509 -inform pem -in <yourdownloadedderformatcert.crt> -outform pem -out <outcertfileinpemformat.pem> -text
2. 管理ステーション上でデフォルト CA 証明書バンドルの場所を見つけます。たとえば、RHEL5 64 ビットでは、/etc/pki/tls/cert.pem です。
3. PEM フォーマットの CA 証明書を管理ステーションの CA 証明書の後に追加します。
たとえば、cat コマンドを使用します。
- cat testcacert.pem >> cert.pem
RACADM 構文概要
メモ:racadm リモート機能オプションは、管理ステーションでのみサポートされています。詳細については、RACADM のリモート使用を参照してください。
メモ:racadm リモート機能を使用する場合は、次に示すようなファイル操作に関連して RACADM サブコマンドを使用するフォルダへの書き込み権限が必要になりま
す。
racadm getconfig -f <
ファイル名
>
または
racadm sslcertupload -t 1 -f c:¥cert¥cert.txt サブコマンド
Telnet コンソール
iDRAC6 へアクセスを提供し、電源オフ、電源オン、パワーサイクル、ハードリセット などのコマンドを含んだシリアルおよび RACADM コマンドをサポートしていま
す。
メモ:Telnet はセキュアなプロトコルではなく、パスワードを含むすべてのデータをプレーンテキストで送信します。機密情報を送信する場合は、SSH インタフェースを
使用してください。
SSH インタフェース
高度なセキュリティ用の暗号化トランスポート層を使った Telnet コンソールと同じ機能を提供します。
IPMI インタフェース
iDRAC6 を通してリモートシステムの基本管理機能にアクセスできます。このインタフェースには IPMI オーバー LAN、IPMI オーバーシリアル、シリアルオーバー
LAN が含まれます。詳細については、support.dell.com/manuals にある『Dell OpenManage Baseboard Management Controller Utilities ユーザ
ーズガイド』を参照してください。
メモ:iDRAC6 のデフォルトユーザー名は root、デフォルトパスワードは calvin です。
メモ:RACADM のリモート機能を使用する前に、iDRAC6 の IP アドレスを設定します。iDRAC6 の設定方法の詳細と関連文書については、iDRAC6 の基本インストールを参照してください。
メモ:リモートシステムにアクセスしているシステムのデフォルト証明書ストアに iDRAC6 証明書がない場合は、RACADM コマンドを入力したときにメッセージが表示されます。iDRAC6 証明
書の詳細については、SSL とデジタル証明書を使用した iDRAC6 通信のセキュリティ確保を参照してください。