Users Guide
接続 をクリックして RFS に接続します。接続が確立されたら、接続 は無効になります。
リモートファイル共有の場合、リモート RACADM コマンドは
racadm remoteimage です。
racadm remoteimage <
オプション
>
オプションは、次のとおりです。
l -c:イメージを接続
l -d:イメージを切断
l -u <
ユーザー名
>:ネットワーク共有にアクセスするユーザー名
l -p <
パスワード
>:ネットワーク共有にアクセスするパスワード
l -l <
イメージの場所
>:ネットワーク共有上のイメージの場所(場所を二重引用符で囲む)
l -s:現在の状態を表示
l '(一重引用符)
l "(二重引用符)
l ,(カンマ)
l <(より小さい)
l > (より大きい)
内蔵デュアル SD モジュール
内蔵デュアル SD モジュール(IDSDM)は、別の SD を最初の SD カードの内容のミラーとして使うことで、ハイパーバイザー SD の冗長性を提供します。2 番目の SD カードは、システム BIOS 設
定の 内蔵デバイス 画面で 冗長性 オプションを ミラーモード に設定することで他の SD カードと共に IDSDM に設定できます。IDSDM 用の BIOS コマンド の詳細については、デルサポートサイ
ト support.dell.com/manuals にある『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。
2 枚の SD カードのうちの一方をマスターにできます。たとえば、AC 電源がシステムから取り外されている間に IDSDM に 2 枚の SD カードが取り付けられた場合、SD1 がアクティブまたはマスター
カードと見なされます。SD2 はバックアップカードで、すべての IDSDM 書き込みは両方のカードで行われますが、読み取りは SD1 のみで行われます。いつでも SD1 が故障するか取り外されると、
SD2 は自動的にアクティブ(マスター)カードになります。ミラーモードでは vFlash SD カードは無効になります。
表 4-24.IDSDMの状態
iDRAC を使うと、IDSDM の状態、正常性、可用性を表示できます。
SD カードの冗長性状態とエラーイベントは SELにログされ、LCD 画面に表示されて、PET 警告が生成されます(警告が有効になってる場合)。
GUI を使って内蔵デュアル SD モジュールを表示する
1. iDRAC ウェブ GUI にログインします。
2. リムーバブルフラッシュメディア をクリックします。リムーバブル vFlash メディア ページが表示されます。このページには、次の 2 つのセクションが表示されます。
l 内蔵デュアル SD モジュール — IDSDM が冗長モードのときにのみ表示されます。冗長性状態が 完全 として表示されます。このセクションがない場合、カードは非冗長モード状態です。
有効な 冗長性状態 の表示は次の通りです。
状態
接続済み :ファイルが共有されています。
未接続:ファイルは共有されていません。
接続中... :共有への接続中です。
メモ:リモートファイル共有を設定した場合でも、セキュリティ上の理由から、GUI はこの情報を表示しません。
メモ:ユーザー名 と パスワード の最大文字数は 40 文字で、イメージファイルパス は 511 文字です。これら 3 つのフィールドには、次を除く英数字と特殊文字を含むすべての文字を使
用できます。
メモ:BIOS 設定の 内蔵デバイス 画面の 内蔵 USB ポート オプションを オン にする必要があります。これを オフ に設定すると、IDSDM は起動デバイスとしてシステムから認識されませ
ん。
IDSDM - ミラーモード
SD1 カード
SD2 カード
vFlash SD カード
有効
アクティブ
アクティブ
非アクティブ
無効
アクティブ
非アクティブ
アクティブ