Users Guide
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GUI 仮想コンソールの使用
Integrated Dell Remote Access Controller 6( iDRAC6)バージョン 1.5 ユーザーズガイド
概要
仮想コンソールの使用
iDRAC6 仮想コンソールの使用(Video Viewer)
仮想コンソールと仮想メディアページのリモート起動
仮想コンソールについてよくあるお問い合わせ(FAQ)
本項では、iDRAC6 仮想コンソール機能の使用法について説明します。
概要
iDRAC6 仮想コンソール機能を使用すると、ローカルのコンソールにリモートからグラフィックモードまたはテキストモードでアクセスできます。仮想コンソール機能を使用すると、1 つの場所から単一ま
たは複数の iDRAC6 システムを制御できます。
日常的なメンテナンスを各サーバーの前に座って行う必要はありません。デスクトップまたはラップトップコンピュータを使ってリモートからサーバーを管理できます。また、リモートから即座に他のユー
ザーと情報を共有することもできます。
仮想コンソールの使用
仮想コンソール ページでは、ローカルの管理ステーションのキーボード、ビデオ、およびマウスを使ってリモートシステムを管理し、リモート管理下サーバーでそのデバイスを制御できます。この機能を
仮想メディア機能と併用すると、リモートでソフトウェアのインストールを実行できます。
仮想コンソールセッションには次の規則が適用されます。
l 最大 4 つの仮想コンソールセッションが同時にサポートされます。すべてのセッションで、同じ管理下サーバーのコンソールが同時に表示されます。
l バージョン 1.5 以降では、複数リモートサーバーへの複数セッションを同じクライアントから開かれた順に実行できるようになりました。Java プラグインを使った仮想コンソールセッションが開い
ていると、ActiveX プラグインを使ってもう一つの仮想コンソールセッションを開くことができます。しかしながら、ActiveX ベースの仮想コンソールセッションが開いていると、Java プラグインを
使う仮想コンソールをもう一つ開くことはできません。最初の仮想コンソールセッションを閉じてから、2 番目の仮想コンソールセッションを開く必要があります。
l 管理下システムのウェブブラウザから仮想コンソールセッションを開始しないでください。
l 1 MB/秒以上 のネットワーク帯域幅が必要です。
l iDRAC6 への最初の仮想コンソールセッションは、フルアクセスのセッションとなります。2 人目のユーザーが仮想コンソールセッションを要求したら、最初のユーザーはそのことを知らされ、2
人目のユーザーに共有要求を送信するオプション(許可、拒否、読み取り専用として許可)が与えられます。2 番目のユーザーには、別のユーザーに制御権があることが通知されます。最初の
ユーザーがその後の各ユーザーの共有要求に 30 秒の待ち時間内に応答しないと、cfgRacTuneVirtualConsoleAuthorizeMultipleSessions オブジェクト用に設定されている値に
基づいて仮想コンソールへのアクセスが許可されます。このオブジェクトは、2 番目/3 番目/4 番目のセッションで使用するように設定されているプラグインタイプ(ActiveX または Java)には
依存しません。このオブジェクトの詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『iDRAC6 Administrator リファレンスガイド』を参照してください。
管理ステーションの設定
管理ステーションで仮想コンソールを使用するには、次の手順を実行してください。
1. 対応ウェブブラウザをインストールして設定します。詳細については、以下の項を参照してください。
l 対応ウェブブラウザ
l 「対応ウェブブラウザの設定」
2. Firefox を使用している場合、または Internet Explorer で Java ビューアを使用する場合は、Java Runtime Environment(JRE)をインストールします。Internet Explorer ブラウザ
を使用している場合、コンソールビューア用に ActiveX コントロールが提供されています。JRE をインストールし、iDRAC6 ウェブインタフェースでコンソールビューアを起動前に設定すると、
Firefox でも Java コンソールビューアを使用できます。
3.
Internet Explorer
(
IE)を使用している場合、次の手順に従って、ブラウザが暗号化されたコンテンツをダウンロードできるようにします。
l Internet Explorer で ツール ® インターネットオプション ® 詳細設定 の順に選択します。
l セキュリティ のセクションまでスクロールし、次のオプションをオフにします。
Do not save encrypted pages to disk (暗号化されたページをディスクに保存しない)
メモ: 仮想コンソールセッションを開いたとき、管理下サーバーはそのコンソールがリダイレクトされていることを示しません。
メモ: 管理ステーションから iDRAC6 への仮想コンソールセッションが既に開いている場合に、同じ管理ステーションからその iDRAC6 への新しいセッションを開こうとすると、既存のセッション
がアクティブになります。新しいセッションは生成されません。
メモ: 1 つの管理ステーションから複数の iDRAC6 コントローラに対して、仮想コンソールの複数のセッションを同時に開くことができます。
メモ: これは、リモートまたはファームウェア(SSH または Telnet)RACADM にのみ適用可能で、ローカル RACADM には適用できません。