Users Guide
このプロパティは、ユーザーの役割ベースの権限を指定します。値は、権限の値を自由に組み合わせることのできるビットマスクとして表します。 表B-2 に、組み合わせてビットマスクを作成できる
ユーザー権限ビット値について説明します。
表 B-2ユーザー権限に応じたビットマスク
例
表B-3 に、1 つまたは複数の権限を持つユーザーの権限ビットマスクの例を示します。
表 B-3ユーザー権限ビットマスクの例
cfgUserAdminUserName(読み取り / 書き込み)
有効値
最大 16 文字の ASCII 文字列。
デフォルト
root(ユーザー 2)
<空白>(他のすべてのユーザー)
説明
このインデックスのユーザーの名前。インデックスが空の場合は、文字列をこの名前フィールドに書き込むとユーザーインデックスが作成されます。二重引用符("")の文字列を書き込むと、そのイ
ンデックスのユーザーが削除されます。文字列に / (フォワードスラッシュ)、\ (バックスラッシュ)、.(ピリオド)、@(アット記号)、引用符を含めることはできません。
cfgUserAdminPassword(書き込み専用)
有効値
最大 20 文字の ASCII 文字列。
ユーザー権限
権限ビットマスク
iDRAC へのログイン
0x00000001
iDRAC の設定
0x00000002
ユーザーの設定
0x00000004
ログのクリア
0x00000008
サーバーコントロールコマンドの実行
0x00000010
コンソールリダイレクトへのアクセス
0x00000020
仮想メディアへのアクセス
0x00000040
テスト警告
0x00000080
デバッグコマンドの実行
0x00000100
ユーザー権限
権限ビットマスク
ユーザーは iDRAC にアクセスできません。
0x00000000
ユーザーは iDRAC へのログインと iDRAC とサーバーの設定情報の表示のみができます。
0x00000001
ユーザーは iDRAC へのログインと設定の変更ができます。
0x00000001 + 0x00000002 = 0x00000003
ユーザーは iDRAC へのログイン、仮想メディアへのアクセス、コンソールリダイレクトへのアクセスができます。
0x00000001 + 0x00000040 + 0x00000080 = 0x000000C1
メモ:このプロパティ値は、ユーザー名間で一意の値でなくてはなりません。
メモ:このプロパティ値は、ユーザー名間で一意の値でなくてはなりません。