Users Guide
表A-4 に、config および getconfig サブコマンドについて説明します。
表 A-4config/getconfig
構文概要
racadm config [-c|-p] -f <ファイル名>
racadm config -g <グループ名> -o <オブジェクト名> [-i <インデックス>] <値>
対応インタフェース
l ローカル RACADM
l リモート RACADM
l Telnet/ssh/ シリアル RACADM
説明
config サブコマンドを使用すると、iDRAC6 設定パラメータを個々に設定したり、設定ファイルの一部として一括設定したりできます。データが異なる場合は、その iDRAC6 オブジェクトに新しい値
が書き込まれます。
入力
表A-5 に、config サブコマンドオプションについて説明します。
表 A-5configサブコマンドオプションと説明
出力
このサブコマンドは、次のいずれかの場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックス、またはその他の無効なデータベースメンバー
l RACADM CLI エラー
このサブコマンドは、.cfg ファイル内にあったオブジェクトの総数のうち、そこから書き込まれた設定オブジェクトの数を示す値を返します。
サブコマンド
定義
config
iDRAC6 を設定します。
getconfig
iDRAC6 設定データを取得します。
メモ:リモート racadm とローカル racadm を使って取得した設定ファイルは相互運用できません。リモート racadm を使って取得した設定ファイルでは、一部のインデックス付きグループ
のインデックスプロパティが読み取り / 書き込みとして表示されます(例:cfgSSADRoleGroupIndex)。「config -f <ファイル名>」コマンドには、同じインタフェースから取得した設定
ファイルを使用してください。たとえば、ローカル racadm「config -f <ファイル名>」には、ローカル racadm コマンド「getconfig -f <ファイル名>」で生成したファイルを使用してくださ
い。
メモ:-f と -p オプションは、シリアル/telnet/ssh コンソールではサポートされていません。
オプシ
ョン
説明
-f
-f <ファイル名> オプションを使用すると、config は <ファイル名> で指定したファイルの内容を読み取り、iDRAC6 を設定します。ファイルの内容は 「構文解析規則」で指定した形
式のデータでなければなりません。
-p
-p(パスワード)オプションを使用すると、config は iDRAC6 の設定完了後に config ファイル -f <ファイル名> に含まれているパスワード エントリを削除します。
-g
-g <グループ名>(グループ)オプションは、-o オプションと一緒に使用する必要があります。<グループ名> は、設定するオブジェクトを含むグループを指定します。
-o
-o <オブジェクト名> <値 >(オブジェクト)オプションは、-g オプションと一緒に使用する必要があります。このオプションは、文字列 <値> で書き込まれるオブジェクト名を指定しま
す。
-i
-i <インデックス>(インデックス)オプションはインデックス付きグループのみに有効で、一意グループを指定できます。 <
インデックス
> は 1~16 の 10 進整数です。この場合、イ
ンデックスは「名前付き」の値ではなく、インデックス値で指定されます。
-c
-c(チェック)オプションは config サブコマンドと一緒に使用し、ユーザーが .cfg ファイルの構文を解析して構文エラーを検出できるようにします。エラーが検出された場合は、その行
番号とエラーの短い説明が表示されます。iDRAC6 への書き込みは行われません。このオプションはチェックのみです。