Users Guide
RACADM 構文概要
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス> -u <ユーザー名> -p <パスワード> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm -i -r <iDRAC6 IP アドレス> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
例:
racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin getsysinfo
racadm -i -r 192.168.0.120 getsysinfo
iDRAC6 の HTTPS ポート番号をデフォルトポート(443)以外のカスタムポートに変更した場合は、次の構文を使用します。
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス>:<ポート> -u <ユーザー名> -p <パスワード> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm -i -r <iDRAC6 IP アドレス>:<ポート> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
RACADM オプション
表5-14 に、RACADM コマンドのオプションを示します。
表 5-14racadmコマンドオプション
RACADM リモート機能の有効 / 無効化
RACADM リモート機能はデフォルトでは有効になっています。無効になっている場合は、次の RACADM コマンドを入力して有効にします。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneRemoteRacadmEnable 1
リモート機能を無効にするには、次のように入力します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneRemoteRacadmEnable 0
RACADM サブコマンド
表5-15 は、RACADM で実行できる各 RACADM サブコマンドについて説明しています。構文と有効なエントリを含む RACADM サブコマンドの詳細リストは、「RACADM サブコマンドの概要」を参照
してください。
RACADM サブコマンドを入力するときは、コマンドに racadm のプレフィックスを付けてください。
racadm help
表 5-15RACADMサブコマンド
オプション
説明
-r <RACIPアドレス>
-r <RACIPアドレス>:<ポート番
号>
コントローラのリモート IP アドレスを指定します。
iDRAC6 のポート番号がデフォルトポート(443)と異なる場合は、<ポート番号> を使用します。
-i
インタラクティブにユーザーのユーザー名とパスワードを問い合わせるように RACADM に指示します。
-u <ユーザー名>
コマンドのトランザクションの認証に使用するユーザー名を指定します。-u オプションを使用すると、-p オプションも必要になり、-i オプション(インタラクティブ)は
使用できなくなります。
-p <パスワード>
コマンドのトランザクションを認証するパスワードを指定します。-pオプションを使用すると、-i オプションは使用できなくなります。
-S
RACADM が無効な証明書エラーをチェックするように指定します。RACADM は無効な証明書を検出した場合にコマンドの実行を停止して、エラーメッセージを表
示します。
メモ:これらのコマンドはローカルシステムで実行することをお勧めします。
コマンド
説明
help
iDRAC6 サブコマンドを一覧にします。
help <サブコマンド>
指定したサブコマンドの使用ステートメントを一覧にします。
arp
ARP テーブルの内容を表示します。ARP エントリの追加や削除はできません。