Users Guide
表 4-18ActiveDirectoryの設定と管理 ページのオプション
表 4-19ActiveDirectoryの設定と管理 ページのボタン
汎用 LDAP の設定と管理
iDRAC6 には、ライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル(LDAP)ベースの認証をサポートする汎用ソリューションが用意されています。この機能では、ディレクトリサービスでスキーマ拡張は必要あ
りません。汎用 LDAP ディレクトリサービスについては、「汎用 LDAP ディレクトリサービス」を参照してください。
iDRAC6 サービスの設定
属性
説明
共通設定
Active Directory が有
効
Active Directory が有効か無効かを指定します。
シングルサインオンが有
効
シングルサインオンが有効か無効かを指定します。有効の場合は、ユーザー名やパスワードなどのドメインユーザー資格情報を入力せずに、iDRAC6 にログイ
ンできます。値は はい と いいえ です。
スキーマの選択
Active Directory で標準スキーマが使用されているか拡張スキーマが使用されているかを指定します。
メモ:このリリースでは、Active Directory に拡張スキーマが設定されている場合、スマートカードベースの 2 要素認証(TFA)機能とシングルサインオン
(SSO)機能はサポートされません。
ユーザードメイン名
この値は最大 40 個のユーザードメインエントリを保持します。設定した場合、ログインユーザーが選択できるユーザードメイン名のリストがログインページのプ
ルダウンメニューに表示されます。設定しなかった場合でも、Active Directory ユーザーは ユーザー名@ドメイン名、ドメイン名/ユーザー名、または ドメイン
名\ユーザー名 の形式でユーザー名を入力すると、ログインできます。
タイムアウト
Active Directory クエリが完了するまで待つ時間(秒)を指定します。デフォルト値は 120 秒です。
ドメインコントローラーサ
ーバーアドレス 1~3
(FQDN または IP)
ドメインコントローラーの完全修飾ドメイン名(FQDN)または IP アドレスを指定します。3 つのアドレスのうち、少なくとも 1 つのアドレスを設定する必要がありま
す。iDRAC6 は、接続が確立されるまで、設定されたアドレスに対して、一つずつ接続を試みます。拡張スキーマを選択した場合、これらは iDRAC6 デバイスオ
ブジェクトと関連オブジェクトが存在するドメインコントローラーのアドレスです。標準スキーマを選択した場合、これらはユーザーアカウントとロールグループが存
在するドメインコントローラのアドレスです。
証明書検証が 有効
iDRAC6 は Active Directory への接続中に、セキュアソケットレイヤ(SSL)を使用します。デフォルト設定では、iDRAC6 はセキュリティソケットレイヤ(SSL)
のハンドシェーク中、iDRAC6 にロードされた CA 証明書を使用してドメインコントローラーのセキュリティソケットレイヤ(SSL)サーバー証明書を検証し、強力な
セキュリティを提供します。テスト目的の場合や、システム管理者が SSL(セキュリティソケットレイヤ)証明書を検証せずにセキュリティ境界内のドメインコントロ
ーラーを信頼することにした場合は、証明書の検証を無効にできます。このオプションは、証明書の検証を有効にするか無効にするかを指定します。
Active Directory CA 証明書
証明書
すべてのドメインコントローラーのSSL(セキュリティソケットレイヤ)サーバー証明書に署名する認証局の証明書。
拡張スキーマの設定
iDRAC 名:Active Directory 内の iDRAC を一意に識別する名前を指定します。この値はデフォルトでは NULL になっています。
iDRAC ドメイン名:Active Directory iDRAC オブジェクトが存在するドメインの DNS 名(文字列)。この値はデフォルトでは NULL になっています。
これらの設定は、拡張 Active Directory スキーマで iDRAC を使用するように設定されている場合にのみ表示されます。
標準スキーマ設定
グローバルカタログサーバーアドレス 1~3(FQDN または IP):グローバルカタログサーバーの完全修飾ドメイン名(FQDN)または IP アドレスを指定し
ます。3 つのアドレスのうち、少なくとも 1 つのアドレスを設定する必要があります。iDRAC6 は、接続が確立されるまで、設定されたアドレスに対して、一つずつ
接続を試みます。ユーザーアカウントと役割グループが異なるドメインにある場合に限り、標準スキーマにグローバルカタログサーバーが必要です。
ロール(役割)グループ:iDRAC6 に関連する役割グループのリストを指定します。
グループ名 - iDRAC6 に関連付けられている Active Directory の役割グループを識別する名前を指定します。
グループドメイン:グループドメインを指定します。
グループ権限:グループ権限レベルを指定します。
これらの設定は、標準 Active Directory スキーマで iDRAC を使用するように設定されている場合にのみ表示されます。
ボタン
定義
印刷
Active Directory の設定と管理 ページに表示される値を印刷します。
更新
Active Directory の設定と管理 ページを再ロードします。
Active Directory の設
定
Active Directory を設定できます。設定情報の詳細については、「iDRAC6 ディレクトリサービスの使用」を参照してください。
設定のテスト
指定した設定を使用して Active Directory の設定をテストできます。設定のテスト オプションの使用方法については、「iDRAC6 ディレクトリサービスの使用」を参
照してください。