Users Guide
たとえば、イメージファイルは次のように指定します。
-c c:\temp\mydvd.img(Windows システム)
-c /tmp/mydvd.img(Linux システム)
たとえば、デバイスは次のように指定します。
-c d:\ (Microsoft®Windows®システム)
-c /dev/cdrom(Linux システム)
CD/DVD メディアを仮想化しない場合は、コマンドラインからこのパラメータを省きます。無効な値が検出されたら、エラーメッセージが表示されてコマンドが終了します。
スイッチオプションしかない場合を除いて、このコマンドで少なくとも 1 つメディアタイプ(フロッピーまたは CD/DVD ドライブ)を指定します。指定しないと、エラーメッセージが表示されてコマンドが終了
し、エラーが生成されます。
バージョン表示
-v
このパラメータは、VMCLI ユーティリティのバージョンを表示するために使用します。その他の非スイッチオプションが指定されていない場合、コマンドはエラーメッセージなしで終了します。
ヘルプの表示
-h
このパラメータは、VMCLI ユーティリティパラメータの概要を示します。スイッチ以外のオプションがほかに提供されていない場合、コマンドはエラーなしで終了します。
暗号化データ
-e
このパラメータがコマンドラインに含まれていると、VMCLI は SSL で暗号化されたチャネルを使用して、管理ステーションとリモートシステムの iDRAC6 間でデータを転送します。このパラメータがコマ
ンドラインに含まれていない場合は、データ転送は暗号化されません。
VMCLI オペレーティングシステムシェルオプション
VMCLI コマンドラインでは、以下のオペレーティングシステム機能を使用できます。
l stderr/stdout redirection - 印刷されたユーティリティの出力をファイルにリダイレクトします。
たとえば、「より大」の不等号 (>)の後にファイル名を入力すると、指定したファイルが VMCLI ユーティリティの印刷出力で上書きされます。
l バックグラウンドでの実行 - デフォルトで VMCLI ユーティリティはフォアグラウンドで実行されます。オペレーティングシステムのコマンドシェル機能を使用すると、ユーティリティをバックグラウ
ンドで実行できます。たとえば、Linux オペレーティングシステムの場合、コマンドの直後にアンパーサンド(&)を指定すると、プログラムが新しいバックグラウンドプロセスとして起動します。
後者の方法はスクリプトプログラムの場合に便利です。VMCLI コマンドの新しいプロセスが開始した後、スクリプトを継続できます(そうでない場合は、VMCLI プログラムが終了するまでスクリプトがブ
ロックされます)。VMCLI の複数のインスタンスがこの方法で開始し、1 つまたは複数のコマンドインスタンスを手動で終了しなければならない場合は、オペレーティングシステム機能を使用して、プロセ
スを一覧表示し、終了できます。
VMCLI 戻りコード
エラーが発生した場合は、標準エラー出力に英語のみのテキストメッセージも表示されます。
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メモ:このオプションを使用しても、RACADM やウェブインタフェースなど、他の iDRAC6 設定インタフェースに表示される仮想メディアの暗号化状態を 有効 に変更することはできません。
メモ:VMCLI ユーティリティは標準入力(stdin)からは読み取りません。したがって、stdin リダイレクトは不要です。