Users Guide
RACADM リモート機能の有効 / 無効化
RACADM リモート機能はデフォルトでは有効になっています。無効になっている場合は、次の RACADM コマンドを入力して有効にします。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneRemoteRacadmEnable 1
リモート機能を無効にするには、次のように入力します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneRemoteRacadmEnable 0
RACADM サブコマンド
表5-15 は、RACADM で実行できる各 RACADM サブコマンドについて説明しています。構文と有効なエントリを含む RACADM サブコマンドの詳細については、「RACADM サブコマンドの概要」のリ
ストを参照してください。
RACADM サブコマンドを入力するときは、コマンドに racadm のプレフィックスを付けてください。
racadm help
表 5-15RACADMサブコマンド
-i
インタラクティブにユーザーのユーザー名とパスワードを問い合わせるように RACADM に指示します。
-u <ユーザー名>
コマンドのトランザクションの認証に使用するユーザー名を指定します。-u オプションを使用すると、-pp オプションも必要になり、-i オプション(インタラクティブ)
は使用できなくなります。
-p <パスワード>
コマンドのトランザクションを認証するパスワードを指定します。-pオプションを使用すると、-i オプションは使用できなくなります。
-S
RACADM が無効な証明書エラーをチェックするように指定します。RACADM は無効な証明書を検出した場合にコマンドの実行を停止して、エラーメッセージを表
示します。
メモ: これらのコマンドはローカルシステムで実行することをお勧めします。
コマンド
説明
help
iDRAC6 サブコマンドを一覧にします。
help <サブコマンド>
指定したサブコマンドの使用ステートメントを一覧にします。
arp
ARP テーブルの内容を表示します。ARP エントリの追加や削除はできません。
clearasrscreen
前回の ASR (クラッシュ) 画面をクリアします(前回の青色画面)。
clrraclog
iDRAC6 のログをクリアします。ログがクリアされたときのユーザーと時間を示すエントリが 1 つ作成されます。
config
iDRAC6 を設定します。
getconfig
現在の iDRAC6 設定のプロパティを表示します。
coredump
前回の iDRAC6 コア ダンプを表示します。
coredumpdelete
iDRAC6 に保存されているコアダンプを削除します。
fwupdate
iDRAC6 ファームウェアアップデートを実行、または状態を表示します。
getssninfo
アクティブセッションに関する情報を表示します。
getsysinfo
iDRAC6 とシステムの一般情報を表示します。
getractime
iDRAC6 の時刻を表示します。
ifconfig
現在の iDRAC6 の IP 設定を表示します。
netstat
ルーティングテーブルと現在の接続を表示します。
ping
送信先の IP アドレスが現在のルーティングテーブルの内容で iDRAC6 から到達可能かどうかを確認します。
setniccfg
コントローラの IP 設定を指定します。
getniccfg
コントローラの現在の IP 設定を表示します。
getsvctag
サービスタグを表示します。
racdump
iDRAC6 のステータスと状態情報をデバッグ用にダンプします。
racreset
iDRAC6 をリセットします。
racresetcfg
iDRAC6 をデフォルト設定にリセットします。
serveraction
管理下システムの電源管理を行います。
getraclog
iDRAC6 のログを表示します。
clrsel
システムイベントログのエントリをクリアします。
gettracelog
iDRAC6 トレースログ を表示します。-i と一緒に使用した場合は、iDRAC6 のトレースログ内のエントリ数を表示します。
sslcsrgen
SSL CSR を生成してダウンロードします。
sslcertupload
CA 証明書またはサーバー証明書を iDRAC6 にアップロードします。
sslcertdownload
CA 証明書をダウンロードします。