Users Guide
この問題を解決するには、hotfix 824810 を Microsoft サポートウェブサイト support.microsoft.com からダウンロードししてください。詳細については、Microsoft 技術情報の記事 824810
を参照してください。
Telnet セッションのための Backspace キーの設定
一部のTelnet クライアントでは、<Backspace> キーを使用すると予想外の結果が生じることがあります。たとえば、セッションが ^h をエコーすることがあります。Microsoft と Linux の telnet ク
ライアントではほとんどの場合、<Backspace> キーの使用を設定できます。
Microsoft telnet クライアントで <Backspace> キーを使えるように設定するには、次の手順を実行してください。
1. コマンドプロンプトウィンドウを開きます(必要な場合)。
2. telnet セッションを実行していない場合は、次のように入力します。
telnet
telnet セッションを実行している場合は、<Ctrl><]> を押します。
3. コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
set bsasdel
次のメッセージが表示されます。
Backspace will be sent as delete.(Backspace が Delete として送信されます。)
Linux の telnet セッションで <Backspace> キーを使えるように設定するには、次の手順を実行してください。
1. シェルを開いて次のように入力します。
stty erase ^h
2. コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
telnet
iDRAC での SSH
セキュアシェル(SSH)は、Telnet セッションと同じ機能を持つコマンドライン接続ですが、セキュリティを強化するためセッションのネゴシエーションと暗号化機能を備えています。iDRAC は、パスワード
認証付きの SSH バージョン 2 に対応しています。iDRAC の場合、SSH はデフォルトで有効になっています。
管理下サーバーの iDRAC に接続する際に、管理ステーションで PuTTY(Windows)または OpenSSH(Linux)を使用できます。ログイン時にエラーが発生した場合は、ssh クライアントからエラーメ
ッセージが発行されます。メッセージのテキストはクライアントによって異なり、iDRAC によって制御されたものではありません。
1 度にサポートされる Telnet または SSH セッションは 1 つだけです。セッションタイムアウトは、「iDRAC プロパティデータベースのグループとオブジェクトの定義」で説明したように、
cfgSsnMgtSshIdleTimeout プロパティによって制御されます。
DRAC 5 SSH の実装では、「表3-1」に示すように複数の暗号化スキームがサポートされています。
表 3-1暗号化スキーマ
メモ: OpenSSH は Windows の VT100 または ANSI 端末エミュレータから実行してください。Windows のコマンドプロンプトから OpenSSH を実行した場合は、一部の機能を使用できま
せん(複数のキーが機能せず、グラフィックが表示されません)。
メモ: SSHv1 はサポートされていません。
スキーマの種類
スキーム
非対称暗号
Diffie-Hellman DSA/DSS 512-1024(ランダム)ビット(NIST 仕様)
対称暗号
l AES256-CBC
l RIJNDAEL256-CBC
l AES192-CBC
l RIJNDAEL192-CBC
l AES128-CBC
l RIJNDAEL128-CBC
l BLOWFISH-128-CBC
l 3DES-192-CBC
l ARCFOUR-128
メッセージの整合性
l HMAC-SHA1-160
l HMAC-SHA1-96
l HMAC-MD5-128