Users Guide
getconfig サブコマンドを使うと、個別の iDRAC 設定パラメータを取得、またはすべての iDRAC 設定グループを取得して 1 つのファイルに保存できます。
入力
表A-4 に、getconfig サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-4getconfigサブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、索引、またはその他の無効なデータベースメンバ
l RACADM CLI 転送エラー
エラーが発生しなければ、指定した設定の内容が表示されます。
例
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking
cfgLanNetworking グループ内の設定プロパティ(オブジェクト)をすべて表示します。
l racadm getconfig -f myfile.cfg
iDRAC のグループ設定オブジェクトすべてを myrac.cfg に保存します。
l racadm getconfig -h
iDRAC で使用可能な設定グループのリストを表示します。
l racadm getconfig -u root
root という名前のユーザーの設定プロパティを表示します。
l racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i 2 -v
索引 2 のユーザーグループインスタンスとプロパティ値の詳細情報を表示します。
概要
racadm getconfig -f <ファイル名>
racadm getconfig -g <グループ名> [-i <索引>]
racadm getconfig -u <ユーザー名>
racadm getconfig -h
メモ: ファイルを指定しないで -f オプションを使用すると、ファイルの内容が端末画面に出力されます。
オプシ
ョン
説明
-f
-f <ファイル名> オプションを getconfig に追加すると、iDRAC 設定のすべてが設定ファイルに書き込まれます。このファイルは config サブコマンドを使用した一括設定操作に使用で
きます。
メモ: -f オプションでは cfgIpmiPet と cfgIpmiPef グループ用のエントリは作成されません。 cfgIpmiPet グループをファイルに取り込むためのトラップ先を少なくとも 1 つ設定す
る必要があります。
-g
-g <グループ名>(グループ) オプションを使用すると、単一グループの設定を表示できます。グループ名 は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前です。グループが索
引付きグループの場合は、-i オプションを使用してください。
-h
-h(ヘルプ)オプションは、使用可能な設定グループすべてを表示します。このオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です。
-i
-i <索引>(インデックス) オプションは、索引付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。-i <
索引
>を指定しなければ、グループに 1 の値が想定されます。これは複
数のエントリを含んだテーブルです。この場合、索引は「名前付き」の値ではなく、索引値で指定されます。
-o
-o <オブジェクト名> (オブジェクト)オプションは、クエリで使用するオブジェクト名を指定します。このオプションは、-g オプションと一緒に使用できます。
-u
-u <ユーザー名> (ユーザー名)オプションを使うと、指定したユーザーの設定を表示できます。<
ユーザー名
> オプションはユーザーのログイン名です。
-v
-v(詳細)オプションはその他の詳細とプロパティを表示し、-g オプションと一緒に使用します。