Users Guide
10. Active Directory を有効 にする をクリックします。
11. 追加 をクリックして、ユーザードメイン名を入力します。
12. 表示されるプロンプトにユーザードメイン名を入力し、OK をクリックします。このステップは任意であることをご留意ください。ユーザードメインのリストを設定した場合、ウェブインタフェースのログ
イン画面で表示されます。リストから選択する場合、ユーザー名のみを入力する必要があります。
13. iDRAC6 が Active Directory の応答を待つ タイムアウト時間を秒数で指定します。デフォルト値は 120 秒です。
14. ドメインコントローラサーバーのアドレス を入力します。ログイン処理に最大 3 つの Active Directory サーバーを指定できますが、少なくとも 1 台のサーバーは、IP アドレスまたは完全修飾
ドメイン名(FQDN)を入力して設定する必要があります。iDRAC6 は、設定された各サーバーに、接続が確立されるまで接続を試みます。
15. 次へ をクリックして、Active Directory 設定と管理 ステップ 3/4 へ進みます。
16. スキーマの選択 の下の 拡張スキーマ をクリックします。
17. 次へ をクリックして、Active Directory 設定と管理 ステップ 4/4 へ進みます。
18. 拡張スキーマの設定 で、iDRAC デバイスオブジェクトを設定するために、iDRAC 名およびドメイン名を入力します。iDRAC ドメイン名は、iDRAC オブジェクトが作成されるドメインです。
19. Active Directory 拡張スキーマの 設定を保存するには、完了 をクリックします。
iDRAC6 ウェブサーバーは、自動的に Active Directory 設定と管理 ページに戻ります。
20. Active Directory 拡張スキーマの設定を確認するには、設定のテスト をクリックします。
21. Active Directory ユーザー名およびパスワードを入力します。
テスト結果およびテストログが表示されます。詳細については、「設定のテスト」を参照してください。
これで、拡張スキーマの Active Directory の設定を完了しました。
RACADM を使用した拡張スキーマの Active Directory の設定
ウェブインタフェースの代わりに RACADM CLI ツールを使用して、拡張スキーマで iDRAC Active Directory 機能を設定するには、次のコマンドを使用します。
1. コマンドプロンプトを開き、次の RACADM コマンドを入力します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADEnable 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADType 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADRacName <RAC コモンネーム>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADRacDomain <完全修飾ルードメイン名>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgDomainController1 <ドメインコントローラの完全修飾ドメイン名または IP アドレス>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgDomainController2 <ドメインコントローラの完全修飾ドメイン名または IP アドレス>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgDomainController3 <ドメインコントローラの完全修飾ドメイン名または IP アドレス>
SSL ハンドシェイク中の証明書の検証を無効にしたい場合は、次の RACADM コマンドを入力します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable 0
この場合、CA 証明書をアップロードする必要はありません。
SSL ハンドシェイク中の証明書の検証を強制したい場合は、次の RACADM コマンドを入力します。
メモ: 証明書の検証を有効にしている場合、このフィールドで指定する FQDN または IP アドレスは、ドメインコントローラ証明書の Subject(件名) または Subject Alternative
Name(代替名) フィールドの値と一致する必要があります。
メモ: Active Directory ログインをサポートするには、iDRAC 上で DNS サーバーが正しく設定されている必要があります。 リモートアクセス® 設定® ネットワーク ページに移動し、手
動で DNS サーバーを入力するか、DHCP を使用して DNS サーバーを取得します。
メモ: 3 つのアドレスのうち、少なくとも 1 つのアドレスを設定する必要があります。iDRAC は、接続が確立されるまで、設定されたアドレスに対して、一つずつ接続を試みます。拡張ス
キーマのオプションが選択されている場合、iDRAC デバイスが所在するドメインコントローラの FQDN または IP アドレスとなります。拡張スキーマモードでは、グローバルカタログサー
バーは全く使用されません。
メモ: 証明書の検証を有効にしている場合、このフィールドで指定する FQDN または IP アドレスは、ドメインコントローラ証明書の Subject(件名) または Subject Alternative
Name(代替名) フィールドの値と一致する必要があります。