Users Guide
RACADM オプション
表5-14 に、RACADM コマンドのオプションを示します。
表 5-14racadmコマンドオプション
racadm リモート機能の有効 / 無効化
RACADM リモート機能はデフォルトで有効になっています。無効になっている場合は、次の RACADM コマンドを入力して有効にします。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneRemoteRacadmEnable 1
リモート機能を無効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneRemoteRacadmEnable 0
RACADM サブコマンド
表5-15 は、RACADM で実行できる各 RACADM サブコマンドについて説明しています。構文と有効なエントリを含む RACADM サブコマンドの詳細リストは、「RACADM サブコマンドの概要」を参照
してください。
RACADM サブコマンドを入力するときは、コマンドに racadm などを前付けしてください。
racadm help
表 5-15RACADMサブコマンド
オプション
説明
-r <racIpAddr>
-r <racIpAddr>:<ポート番号
>
コントローラのリモート IP アドレスを指定します。
iDRAC6 のポート番号がデフォルトポート(443)と異なる場合は、<ポート番号> を使用します。
-i
インタラクティブにユーザーのユーザー名とパスワードを問い合わせるように RACADM に指示します。
-u <ユーザー名>
コマンドのトランザクションの認証に使用するユーザー名を指定します。-u オプションを使用すると、-pp オプションも必要になり、-i オプション(インタラクティブ)は
使用できなくなります。
-p <パスワード>
コマンドのトランザクションを認証するパスワードを指定します。-pオプションを使用すると、-i オプションは使用できなくなります。
-S
RACADM が無効な証明書エラーをチェックするように指定します。RACADM は無効な証明書を検出した場合にコマンドの実行を停止して、エラーメッセージを表
示します。
メモ: これらのコマンドはローカルシステムで実行することをお勧めします。
コマンド
説明
help
iDRAC6 サブコマンドを一覧にします。
help <サブコマンド>
指定したサブコマンドの使用ステートメントを一覧にします。
arp
ARP テーブルの内容を表示します。ARP エントリの追加や削除はできません。
clearasrscreen
前回の ASR (クラッシュ) 画面をクリアします (前回の青色画面)。
clrraclog
iDRAC6 のログをクリアします。ログがクリアされたときのユーザーと時間を示すエントリが 1 つ作成されます。
config
iDRAC6 を設定します。
getconfig
現在の iDRAC6 設定のプロパティを表示します。
coredump
前回の iDRAC6 コア ダンプを表示します。
coredumpdelete
iDRAC6 に保存されているコアダンプを削除します。
fwupdate
iDRAC6 ファームウェアアップデートを実行、または状態を表示します。
getssninfo
アクティブセッションに関する情報を表示します。
getsysinfo
iDRAC6 とシステムの一般情報を表示します。
getractime
iDRAC6 の時刻を表示します。
ifconfig
現在の iDRAC6 の IP 設定を表示します。
netstat
ルーティングテーブルと現在の接続を表示します。
ping
送信先の IP アドレスが現在のルーティングテーブルの内容で iDRAC6 から到達可能かどうかを確認します。
setniccfg
コントローラの IP 設定を指定します。
getniccfg
コントローラの現在の IP 設定を表示します。
getsvctag
サービスタグを表示します。