Users Guide
iDRAC6 NIC 経由で iDRAC6 のウェブインタフェースにアクセスするには、対応するウェブブラウザか、Server Administrator または IT Assistant を使用します。
対応ウェブブラウザのリストは、「対応ウェブブラウザ」を参照してください。
Server Administrator を使って iDRAC6 リモートアクセスインタフェースにアクセスするには、Server Administrator を起動します。Server Administrator ホームページの左ペインにあるシ
ステムツリーで、システム® メインシステムシャーシ® リモートアクセスコントローラ をクリックします。詳細については、『Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
RACADM のリモート使用
RACADM には、管理下システムに接続し、リモートコンソールまたは管理ステーションから RACADM サブコマンドを実行できるリモート機能オプション(-r)があります。リモート機能を使用するには、
有効なユーザー名(-u オプション)、パスワード(-p オプション)、および iDRAC6 IP アドレスが必要です。
セキュリティ警告:証明書が無効です - 証明書の名前が無効かサイト名に一致しません
実行を継続します。証明書関連のエラーが発生したとき racadm に実行を停止させるには、-S オプションを使用します。
RACADM はコマンドの実行を続行します。ただし、-S オプションを使用した場合は、RACADM がコマンドの実行を停止し、次のメッセージを表示します。
セキュリティ警告:証明書が無効です - 証明書の名前が無効かサイト名に一致しません
Racadm はコマンドの実行を続行しません。
エラー:指定した IP アドレスで iDRAC6 に接続できません。
racadm getconfig -f <ファイル名>
または
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt サブコマンド
RACADM 構文概要
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス> -u <ユーザー名> -p <パスワード> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm -i -r <iDRAC6 IP アドレス> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
例:
racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin getsysinfo
racadm -i -r 192.168.0.120 getsysinfo
iDRAC6 の HTTPS ポート番号をデフォルトポート(443)以外のカスタムポートに変更した場合は、次の構文を使用します。
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス>:<ポート> -u <ユーザー名> -p <パスワード> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm -i -r <iDRAC6 IP アドレス>:<ポート> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt サブコマンド
Telnet コンソ
ール
iDRAC6 へアクセスを提供し、電源オフ、電源オン、パワーサイクル、ハードリセットなどのコマンドを含んだシリアルおよび RACADM コマンドをサポートしています。
メモ: Telnet はすべてのデータ(パスワードも含めて)をテキスト形式で送信するプロトコルです。機密情報を送信する場合は、SSH インタフェースを使用してください。
SSH インタフ
ェース
高度なセキュリティ用の暗号化トランスポート層を使った telnet コンソールと同じ機能を提供します。
IPMI インタフ
ェース
iDRAC6 を通してリモートシステムの基本管理機能にアクセスできます。このインタフェースには IPMI オーバー LAN、IPMI オーバーシリアル、シリアルオーバー LAN が含まれ
ます。詳細については、support.dell.com\manuals にある『Dell OpenManage Baseboard Management Controller Utilities ユーザーズガイド』 を参照してくださ
い。
メモ: iDRAC6 のデフォルトユーザー名は root、デフォルトパスワードは calvin です。
メモ: RACADM のリモート機能を使用する前に、iDRAC6 の IP アドレスを設定してください。詳細な iDRAC6 の設定方法および関連情報については、「iDRAC6 の基本インストール」を参照
してください。
メモ: リモートシステムにアクセスしているシステムのデフォルト証明書ストアに iDRAC6 証明書がない場合は、RACADM コマンドを入力したときにメッセージが表示されます。iDRAC6 証明
書の詳細については、、「SSL とデジタル証明書を使用した iDRAC6 通信のセキュリティ確保」を参照してください。
メモ: RACADM リモート機能は、管理ステーションだけでサポートされています。詳細については、デルサポートサイト support.dell.com\manuals にあるDell OpenManage ソフト
ウェアの『Dell システムソフトウェアサポートマトリックス』を参照してください。
メモ: RACADM リモート機能を使用する場合には、次に示すようなファイル操作で RACADM サブコマンドを使っているフォルダへの書き込み権限が必要になります。