Users Guide
概要
racadm config [-c|-p] -f <ファイル名>
racadm config -g <グループ名> -o <オブジェクト名> [-i <索引>] <値>
対応インタフェース
l ローカル RACADM
説明
config サブコマンドを使用すると、iDRAC 設定パラメータを個別に設定、または設定ファイルの一部として一括設定できます。データが異なる場合は、その iDRAC オブジェクトは新しい値で書き込ま
れます。
入力
表A-3 に、config サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-3configサブコマンドオプションと説明
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、索引、またはその他の無効なデータベースメンバ
l RACADM CLI エラー
このサブコマンドは、.cfg ファイル内にあるオブジェクトの総数のうちいくつの設定オブジェクトが書き込まれたかを示す数値を返します。
例
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.110
cfgNicIpAddress 設定パラメータ(オブジェクト)の値を 10.35.10.110 に設定します。この IP アドレスオブジェクトは cfgLanNetworking グループにあります。
l racadm config -f myrac.cfg
iDRAC を設定または再設定します。getconfig コマンドで myrac.cfg ファイルを作成することもできます。myrac.cfg ファイルは、構文解析ルールに従って手動で編集することもできま
す。
getconfig
サブコマンド
定義
config
iDRAC を設定します。
getconfig
iDRAC 設定データを取得します。
オプシ
ョン
説明
-f
-f <ファイル名> オプションを使用すると、config は <ファイル名> で指定したファイルの内容を読み取り、iDRAC を設定します。ファイルの内容は 「設定ファイルの構文」で指定した形
式のデータでなければなりません。
-p
パスワードオプション -p は、設定が完了した後、config ファイル -f <ファイル名> に含まれているパスワードエントリを削除するように config に指示します。
-g
-g <グループ名>(グループオプション)は、-o オプションと一緒に使用する必要があります。<グループ名> は、設定するオブジェクトを含むグループを指定します。
-o
-o <オブジェクト名> <値>(オブジェクト)オプションは、 -g オプションと一緒に使用する必要があります。このオプションは、文字列 <値> で書き込まれるオブジェクト名を指定します。
-i
-i <索引>(索引)オプションは、索引付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。この場合、索引は「名前付き」の値ではなく、索引値で指定されます。
-c
-c(チェック)オプションは、config サブコマンドと一緒に使用し、.cfg ファイルを解析して構文エラーを見つけることができます。エラーが検出されたら、その行番号とエラーの短い説明が
表示されます。iDRAC には書き込まれません。このオプションはチェックのみです。
メモ: myrac.cfg ファイルにはパスワードは含まれていません。ファイルにパスワードを含めるには、手動で入力する必要があります。設定中にパスワードを myrac.cfg ファイルか
ら削除する場合は、-p オプションを使用します。