Users Guide
iDRAC6 LAN は、デフォルト設定では有効になっています。LAN は、ウェブインタフェース、SM-CLP コマンドラインインタフェースへの Telnet/SSH および RAC シリアルアクセス、コンソールリダイ
レクト、仮想メディアなど iDRAC6 機能の使用を許可するために有効にする必要があります。
LAN を無効にすると、次の警告が表示されます。
LAN チャネルがオフの場合、iDRAC6 帯域外インタフェースは無効になります。
任意のキーを押してメッセージをクリアし、続行します。
このメッセージでは、LAN が無効になっていると、iDRAC6 HTTP、HTTPS、Telnet、または SSH ポートに直接接続されている装置にアクセスできないだけでなく、管理ステーションから iDRAC6 に
送信される IPMI メッセージなどの帯域外管理ネットワークトラフィックも受信できないことが通知されます。ただし、ローカル RACADM インタフェースは使用可能で、iDRAC6 LAN の再設定に使用で
きます。
IPMI オーバー LAN
<左矢印>、<右矢印>、およびスペースキーを押して オン または オフ を選択します。オフ を選択すると、iDRAC6 は LAN インタフェース経由での IPMI メッセージを受け入れません。
オフ を選択すると、次の警告が表示されます。
iDRAC IPMI Over LAN Out-of-Band interface will be disabled if the LAN Channel is OFF.
(LAN チャネルがオフの場合、iDRAC IPMI オーバー LAN 帯域外インタフェースは無効になります。)
任意のキーを押してメッセージをクリアし、続行します。メッセージの説明は、「iDRAC6 LAN」を参照してください。
LAN パラメータ
LAN パラメータのサブメニューを表示するには、Enter キーを押します。LAN パラメータの設定を終えた後、Esc キーを押すと前のメニューに戻ります。
表 15-1LAN パラメータ
項目
説明
共通設定
NIC の選択
<右矢印>、<左矢印> およびスペースキーを押して、モードを切り替えます。
専用、共有、Shared with Failover LOM2(LOM2 へのフェールオーバーありで共有)および Shared with Failover All LOMs( すべての LOM へのフ
ェールオーバーありで共有)のモードから選択できます。
これらのモードは、iDRAC と外界との通信に該当するインタフェースを使用できるようにします。
MAC Address
これは、iDRAC6 ネットワークインタフェースの編集不可能な MAC アドレスです。
VLAN の有効化
iDRAC6 の仮想 LAN フィルタを有効にするには、オン を選択します。
VLAN ID
VLAN を有効にする が オン に設定する場合、VLAN ID を 1 から 4094 の範囲で入力します。
VLAN
VLAN を有効にする が オン に設定する場合、VLAN の優先度を 0 から 7 の範囲で選択します。
iDRAC6 名の登録
オン を選択すると DNS サービスに iDRAC6 名を登録できます。ユーザーが DNS 内で iDRAC6 名を見えないようにするには、オフ を選択します。
iDRAC6 名
iDRAC 名の 登録 を オン に設定すると、Enter キーを押して 現在の DNS iDRAC 名 テキストフィールドを編集できます。iDRAC6 名の編集が終了したら <Enter>
キーを押します。前のメニューに戻るには、<Esc> キーを押します。iDRAC6 名は有効な DNS ホスト名でなければなりません。
DHCP からのドメイ
ン名
ネットワーク上の DHCP サービスからドメイン名を取得するには、オン を選択します。ドメイン名を指定するには、オフ を選択します。
ドメイン名
DHCP からのドメイン名 が オフ の場合、<Enter> キーを押して、現在のドメイン名 テキストフィールドを編集します。編集を終えたら Enter キーを押します。前のメ
ニューに戻るには、<Esc> キーを押します。ドメイン名は、有効な DNS ドメイン(例:mycompany.com)でなければなりません。
ホスト名文字列
Enter キーを押して編集します。プラットフォームイベントトラップ(PET)警告を有効にするホスト名を入力します。
LAN 警告有効
PET LAN 警告を有効にするには、オン を選択します。
警告ポリシーエントリ
1
有効 または 無効 を選択すると、最初の送信先がアクティブになります。
警告送信先 1
LAN 警告を有効にする が オン に設定されている場合、 PET LAN 警告の転送先となる IP アドレスを入力します。
IPv4 設定
IPv4 接続に対するサポートを有効または無効にします。
IPv4
IPv4 プロトコルのサポートに対して、有効 または 無効 を選択します。
RMCP+ 暗号化キー
<Enter> キーを押して値を編集し、終了したら <Esc> キーを押します。RMCP+ 暗号化キーは、40 文字の 16 進法の文字列(文字 0 ~ 9、a ~ f、A ~ F)です。
RMCP+ は認証および暗号化を IPMI に追加する IPMI のエクステンションです。デフォルト値は 0(ゼロ)を 40 個連ねたものです。
IP アドレスソース
DHCP または 静的 を選択します。DHCP を選択すると、DHCP サーバーから Ethernet IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ フィールドが取得さ
れます。ネットワーク上に DHCP が見つからない場合、フィールドはゼロに設定されます。
静的 を選択すると、Ethernet IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ アイテムは編集可能になります。
Ethernet IP アドレ
ス
IP アドレスソース を DHCP に設定すると、このフィールドには DHCP から取得された IP アドレスが表示されます。
IP アドレスソース を 静的 に設定する場合、iDRAC6 に割り当てる IP アドレスを入力します。