Users Guide
-p <iDRAC ユーザーパスワード>
このパラメーターは、指定した iDRAC6 ユーザーのパスワードを提供します。
iDRAC6 の認証に失敗した場合は、エラーメッセージが表示されてコマンドが終了します。
フロッピー / ディスクデバイスまたはイメージファイル
-f {<device-name> | <イメージファイル>}
ここで、<デバイス名> は有効なドライブ文字(Windows システム)または有効なデバイスファイル名(Linux システム)です。<イメージファイル> は有効なイメージファイルのファイル名とパスです。
このパラメータは、仮想フロッピー / ディスクメディアを提供するデバイスまたはファイルを指定します。
たとえば、イメージファイルは次のように指定します。
-f c:\temp\myfloppy.img (Windows システム)
-f /tmp/myfloppy.img (Linux システム)
イメージファイルが書き込み保護されていない場合、仮想メディアはそのファイルに書き込むことができます。上書きしてはならないフロッピーイメージファイルへの書き込みを保護するようにオペレーティ
ングシステムで設定します。
たとえば、デバイスは次のように指定します。
-f a:\ (Windows システム)
-f /dev/sdb4 # デバイス上の 4 番目のパーティション /dev/sdb(Linux システム)
1. /etc/modprobe.conf を編集して、次の行を追加します。
options scsi_mod max_luns=8
(LUN の数としては 8 だけでなく 、2 以上の任意の数を指定することができます。)
2. コマンドラインで次のコマンドを入力することで、カーネルイメージの名前を取得します。
uname -r
3. /boot ディレクトリに移動し、ステップ 2 で取得した名前を持つカーネルイメージファイルを削除します。
mkinitrd /boot/initrd-'uname -r'.img `uname -r'
4. サーバーを再起動します。
5. 次のコマンドを実行して、ステップ 1 で指定した LUN 数だけの複数 LUN のサポートが追加されたことを確認します。
cat /sys/modules/scsi_mod/max_luns
デバイスに書き込み保護機能がある場合は、その機能を使用して仮想メディアがメディアに書き込めないようにしてください。
フロッピーメディアを仮想化しない場合は、コマンドラインからこのパラメータを省きます。無効な値が検出されたら、エラーメッセージが表示されてコマンドが終了します。
CD/DVD デバイスまたはイメージファイル
-c {<デバイス名> | <イメージファイル>}
<デバイス名> は有効な CD/DVD ドライブ文字(Windows システム)または有効な CD/DVD デバイスファイル名 (Linux システム)で、 <イメージファイル> は有効な ISO-9660 イメージファイ
ルのファイル名とパスです。
このパラメータは、仮想 CD/DVD-ROM メディアを提供するデバイスまたはファイルを指定します。
たとえば、イメージファイルは次のように指定します。
-c c:\temp\mydvd.img (Windows システム)
-c /tmp/mydvd.img (Linux システム)
たとえば、デバイスは次のように指定します。
-c d:\ (Microsoft®Windows®システム)
メモ: VMCLI ではマウントポイントはサポートされていません。
メモ: Red Hat
®
Enterprise Linux
®
バージョン 4 では、複数 LUN はサポートされておらず、サポートされる予定もありません。カーネルはこの機能をサポートしますが、次の手順で Red
Hat Enterprise Linux バージョン 4 が複数 LUN を持つ SCSI デバイスを認識するようにする必要があります。