Users Guide
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WS-MAN インタフェースの使用
IntegratedDell™リモートアクセスコントローラ 6 (iDRAC6) バージョン 1.0ユーザーズガイド
対応 CIM プロファイル
iDRAC6 ファームウェアでは、ウェブサービスの管理 (WS-MAN) プロトコルを使って、 ネットワークアクセス可能管理が可能です。WS-MAN は、情報交換用のトランスポートメカニズムです。管理が
簡単になるよう、WS-MAN はデバイスがデータを共有するよう汎用言語を提供します。WS-MAN は、リモートシステム管理ソリューションの主要となる部分ですが、大切なのはここだけではありませ
ん。
WS-MAN では HTTPS を使用して、管理トラフィックセキュアを維持しています。クライアントはローカルか Microsoft
®
Active Directory
®
ユーザ特権でログインして、セッションを認証する必要が
あります。HTTPS は IPポート 443 のセキュアソケットレイヤー (SSL) を使用して、セキュリティを保護します。
WS-MAN で使用できるデータは、次の分散管理タスクフォース(DMTF)プロファイルと Dell の拡張子にマップされている iDRAC6 計装インタフェースによって提供されるデータのサブセットです。
WS-MAN を使用して DMTF CIM ベースの管理情報を伝えるには、WS-MAN を利用するのが最も一般的です。CIM は、管理下システムで操作される管理情報の種類を定義します。ここでは、ワイ
ヤに関するクライアントとサービスの対話オブジェクトを提供します。WS-MAN は、管理オブジェクトで実行される標準的な処理をいくつか定義します。たとえば、WS-MAN を使用すると、クライアントシ
ステムは管理オブジェクトの集まりを見つけ出し、管理オブジェクトのコンテンツを取得し、そのコンテンツを新しい値に設定することができます。WS-MAN は、管理会話のバーブを提供します。CIM ク
ラスおよびプロパティがナウンで、バーブによってオブジェクトが機能します。
DMTF and Dell further specify a standard minimum vocabulary of CIM classes, properties, and behaviors that all parties must understand. クライアントとサービス間
の相互運用性を確認するには、DMTF および Dell のCIM クラス、プロパティ、およびビヘイビアの最小要件 ボキャブラリ をさらに指定し、当事者全員が理解する必要があります。こうした DMTF や
Dell 特有プロファイルでは、規格準拠のサービスにのっとって実行される表記規則を定義します。したがって、正しく機能するかどうかはすべてのクライアントが表記規則に従っているかどうかによりま
す。
対応 CIM プロファイル
表 11-1対応 CIM プロファイル
標準 DMTF
1. ベースサーバー
ホストサーバーを表す CIM クラスを定義します。
2. サービスプロセッサ:
iDRAC6 を表す CIM クラスの定義が記載されています。
メモ: ベースサーバープロファイル(上記)およびサービスプロセッサプロファイルは、ある意味では自律的なもので、コンポーネントプロファイルで定義されているその他すべての CIM オブジェクトを
総合的に説明するオブジェクトです。
3. 物理アセット
管理要素の物理アセットを表す CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用して物理トポロジだけでなく、ホストサーバーとそのコンポーネントの FRU 情報、を表します。
4. SM CLP 管理者ドメイン
CLP の構成を表す CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用して自らの CLP を実行します
5. 電源状況管理
電源制御操作の CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用してホストサーバーの電源制御操作を実行します。
6. 電源ユニット (バージョン 1.1)
電源ユニットを表す CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用してホストサーバーの電源ユニットを表し、消費電力の高い低いを示す電力消費を説明します。
7. CLP サービス
CLP の構成を表す CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用して自らの CLP を実行します
8. IP インタフェース
9. DHCP Client(DHCP クライアント)
10. DNS Client(DHCP クライアント)
11. イーサネットポート
上記のプロファイルは、ネットワークを表す CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、こうしたプロファイルを使用して iDRAC6 NIC の構成を表します。
12. レコードログ
異なるログの種類を表す CIM を定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用してシステムイベントログ (SEL) と iDRAC6 RAC ログを表します。
13. ソフトウェアインベントリ
インストールしたもの、または利用可能なインベントリの CIM クラスを定義します。iDRAC6 は、TFTP プロコルを通じて現在インストールしている iDRAC6 ファームウェアバージョンに、この
プロファイルを使用します。
14. ロールベース認証
ロールを表す CIM を定義します。iDRAC6 は、このプロファイルを使用してiDRAC6 のアカウント特権を定義します。