Users Guide
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iVM-CLI を使用したオペレーティングシステムの導入
IntegratedDell™リモートアクセスControllerFirmwareバージョン1.2
ユーザーガイド
作業を開始する前に
起動イメージファイルの作成
導入の準備
オペレーティングシステムの導入
仮想メディアコマンドラインインタフェースユーティリティの使用
仮想メディアコマンドラインインタフェース(iVM-CLI)ユーティリティは、管理ステーションからリモートシステムの iDRAC に仮想メディアの機能を提供するコマンドラインインタフェースです。iVM-CLI と
スクリプト方式を使用すると、ネットワーク内の複数のリモートシステムにオペレーティングシステムを導入できます。
本項では、企業のネットワークに iVM-CLI ユーティリティを統合する方法について説明します。
作業を開始する前に
iVM-CLI ユーティリティを使用する前に、リモートのターゲットシステムと企業のネットワークが以下の項で述べる要件を満たしていることを確認してください。
リモートシステム要件
l 各リモートシステムで iDRAC が設定されている。
ネットワーク要件
ネットワーク共有に以下のコンポーネントが含まれている。
l オペレーティングシステムファイル
l 必要なドライバ
l オペレーティングシステムの起動イメージファイル
イメージファイルは、業界標準のブータブルフォーマットのオペレーティングシステム CD か CD/DVD ISO イメージであることが必要です。
起動イメージファイルの作成
イメージファイルをリモートシステムに導入する前に、サポートされているシステムがそのファイルから起動できることを確認してください。イメージファイルをテストするには、iDRAC ウェブユーザーインタ
フェースを使用してイメージファイルをテストシステムに転送してから、システムを再起動します。
以下の項では、Linux と Windows システム用のイメージファイルの作成方法について説明します。
Linux システム用のイメージファイルの作成
Linux システム用にブータブルイメージファイルを作成するには、データ複製ユーティリティ(dd) を使用します。
ユーティリティを実行するには、コマンドプロンプトを開いて次のように入力します。
dd if=<入力デバイス> of=<出力ファイル>
次に、例を示します。
dd if=/dev/sdc0 of=mycd.img
Windows システム用のイメージファイルの作成
Windows イメージファイル 用のデータ複製ユーティリティを選択する際、イメージファイルと CD/DVD ブートセクターをコピーするユーティリティを選択してください。
導入の準備