Users Guide
racadm config -g cfgSerial -o cfgSerialSshEnable 1
Telnet または SSH サービスを無効にするには、値を 1 から 0 に変更します。
racadm config -g cfgSerial -o cfgSerialTelnetEnable 0
racadm config -g cfgSerial -o cfgSerialSshEnable 0
iDRAC の Telnet ポート番号を変更するには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneTelnetPort <新しいポート番号>
たとえば、Telnet ポートをデフォルトの 22 から 8022 に変更するには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneTelnetPort 8022
使用可能な RACADM CLI コマンドの全リストは、「ローカル RACADM コマンドラインインタフェースの使用」を参照してください。
iDRAC 設定ファイルの使用
iDRAC 設定ファイルは、iDRAC データベースの値が含まれたテキストファイルです。RACADM getconfig サブコマンドを使用して iDRAC の現在の値が含まれた設定ファイルを生成できます。ファ
イルを編集し、RACADM config -f サブコマンドを使用してファイルを iDRAC にロードし直すか、設定を他の iDRAC にコピーできます。
iDRAC 設定ファイルの作成
設定ファイルは、フォーマットされていないプレーンテキストファイルです。有効なファイル名なら何でも使用できますが、推奨される拡張子は .cfg です。
設定ファイルの特徴は以下の通りです。
l テキストエディタで作成可能
l RACADM getconfig サブコマンドで iDRAC から取得
l RACADM getconfig サブコマンドで iDRAC から取得して編集
RACADM getconfig コマンドで設定ファイルを取得するには、管理下サーバーのコマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -f myconfig.cfg
このコマンドは、現在のディレクトリにファイル myconfig.cfg を作成します。
設定ファイルの構文
この項では設定ファイルのフォーマットについて説明します。
l # で始まる行はコメントです。
コメントは、行の最初の列で開始する必要があります。その他の列にある # の文字は、単に # 文字として処理されます。
例:
#
# これはコメントです。
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminPrivilege=4
l すべてのグループエントリは、[ と ] の文字で囲む必要があります。
グループ名を示す開始の [ 文字は、一列目で始まる必要があります。このグループ名はそのグループ内の他のオブジェクトよりも前に指定する必要があります。関連するグループ名が含まれ
ていないオブジェクトは、エラーを生成します。 iDRAC プロパティデータベースのグループとオブジェクトの定義 で定義したように、設定データはグループに分類されています。
次に、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値の使用例を示します。
例:
[cfgLanNetworking] (グループ名)
cfgNicIpAddress=143.154.133.121 (オブジェクト名)
注意: Windows の Notepad や Linux の vi など、プレーンテキストエディタで設定ファイルを編集します。racadm ユーティリティは ASCII テキストのみを解析します。フォーマットす
ると、パーサが混乱して iDRAC データベースが破損する可能性があります。