Users Guide
¡ 4(Administrator: システム管理者)
たとえば、IPMI LAN チャネル権限を 2(ユーザー) に設定するには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgIpmiLan -o cfgIpmiLanPrivilegeLimit 2
b. 必要に応じて、次のようなコマンドを使用して IPMI LAN チャネルの暗号化キーを設定します。
racadm config -g cfgIpmiLan -o cfgIpmiEncryptionKey <キー>
<キー> は有効な 16 進数形式の 20 文字からなる暗号キーです。
2. 次のコマンドを使用して、IPMI シリアルオーバー LAN(SOL)を設定します。
racadm config -g cfgIpmiSol -o cfgIpmiSolEnable 1
a. 次のコマンドを使用して IPMI SOL の最小権限レベルをアップデートします。
racadm config -g cfgIpmiSol -o cfgIpmiSolMinPrivilege <レベル>
<レベル> は次のいずれかです。
¡ 2(ユーザー)
¡ 3(オペレータ)
¡ 4(Administrator: システム管理者)
例えば、IPMI の権限を 2(ユーザー)に設定する場合は、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgIpmiSol -o cfgIpmiSolMinPrivilege 2
b. 次のコマンドを使用して IPMI SOL のボーレートをアップデートします。
racadm config -g cfgIpmiSol -o cfgIpmiSolBaudRate <ボーレート>
<ボーレート> は 19200、57600、115200 bps のいずれかになります。
次に、例を示します。
racadm config -g cfgIpmiSol -o cfgIpmiSolBaudRate 57600
c. コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して SOL を有効にします。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminSolEnable -i <ID> 2
<ID> はユーザーの固有の ID です。
PEF の設定
各プラットフォーム警告に対し iDRAC が講じる処置を設定できます。 表10-3 は、可能な処置と RACADM でこれらを識別するための値のリストです。
表 10-3プラットフォームイベントの処置
1. 次のコマンドを使用して PEF 処置を設定します。
racadm config -g cfgIpmiPef -o cfgIpmiPefAction -i<索引> <処置値>
メモ: iDRAC IPMI は RMCP+ プロトコルに対応しています。詳細については、IPMI 2.0 仕様を参照してください。
メモ: IPMI SOL 最低権限レベルは、IPMI SOL をアクティブにするために最低限必要な権限を決定します。詳細については、IPMI 2.0 の仕様を参照してください。
メモ: シリアルコンソールを LAN 経由でリダイレクトする場合、SOL ボーレートが管理下サーバーのボーレートと同じであることを確認してください。
メモ: SOL は個々のユーザーに対して有効または無効にできます。
動作
Value(値)
処置は不要
0
電源オフ
1
再起動
2
パワーサイクル(電源再投入)
3