Users Guide
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ローカル RACADM コマンドラインインタフェースの使用
IntegratedDell™リモートアクセスControllerFirmwareバージョン1.2
ユーザーガイド
RACADM コマンドの使用
RACADM サブコマンド
RACADM ユーティリティを使用した iDRAC の設定
iDRAC 設定ファイルの使用
複数の iDRAC の設定
ローカル RACADM コマンドラインインタフェース(CLI)は、管理下サーバーから iDRAC の管理機能へのアクセスを提供します。RACADM を使用すると、iDRAC ウェブインタフェースと同じ機能にア
クセスできます。RACADM はスクリプトで使用して複数のサーバーと iDRAC の設定を簡易化する一方、ウェブインタフェースはインタラクティブな管理に便利です。
ローカル RACADM コマンドは、管理下サーバーから iDRAC へのアクセスにネットワーク接続を使用しません。つまり、最初の iDRAC ネットワーク設定にローカル RACADM コマンドを使用できま
す。
複数の iDRAC を設定する方法については、「複数の iDRAC の設定」を参照してください。
この項には次の情報が記載されています。
l コマンドプロンプトからの RACADM の使用
l racadm コマンドを使用した iDRAC の設定
l RACADM 設定ファイルを使用した複数の iDRAC の設定
RACADM コマンドの使用
コマンドプロンプトまたはシェルプロンプトからローカル(管理下サーバー上)で RACADM コマンドを実行します。
管理下サーバーにログインし、コマンドシェルを起動して、ローカル RACADM コマンドを次のフォーマットで入力します。
racadm <サブコマンド> -g <グループ> -o <オブジェクト> <値>
オプションを使用しなければ、RACADM コマンド によって一般的な使用情報が表示されます。RACADM サブコマンド一覧を表示するには、次のように入力します。
racadm help
サブコマンドのリストには、iDRAC でサポートされるコマンドがすべて含まれています。
サブコマンドのヘルプを取得するには、次のように入力します。
racadm help <サブコマンド>
このコマンドによって、サブコマンドの構文とコマンドラインオプションが表示されます。
RACADM サブコマンド
表10-1 は、RACADM で実行できる各 RACADM サブコマンドについて説明しています。構文と有効なエントリを含む RACADM サブコマンドの詳細については、「RACADM サブコマンドの概要」 の
リストを参照してください。
表 10-1RACADMサブコマンド
コマンド
説明
clrraclog
iDRAC のログをクリアします。クリアすると、ログがクリアされたときのユーザーと時刻を示すエントリが 1 つ作成されます。
clrsel
管理下サーバーのシステムイベントログの エントリをクリアします。
config
iDRAC を設定します。
getconfig
現在の iDRAC 設定のプロパティを表示します。
getniccfg
コントローラの現在の IP 設定を表示します。
getraclog
iDRAC のログを表示します。
getractime
iDRAC の時刻を表示します。
getssninfo
アクティブセッションに関する情報を表示します。
getsvctag
サービスタグを表示します。
getsysinfo
IP 設定、ハードウェアモデル、ファームウェアバージョンおよびオペレーティングシステム情報を含む iDRAC および管理下サーバーに関する情報を表示します。
gettracelog
iDRAC トレースログ を表示します。-i と共に使用すると、iDRAC のトレースログ内のエントリ数を表示します。
help
iDRAC サブコマンドを一覧にします。