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ウェブインタフェースを使用した iDRAC6 Enterprise の設定 85
プラットフォームイベントの設定
プラットフォームイベントの設定では、特定のイベントメッセージが返された
ときに
iDRAC6
が選択した処置を実行するように設定できます。処置には、処
置の必要なし、システムの再起動、システムの電源を入れ直す、システムの電
源を切る、アラートの生成(プラットフォームイベントトラップ
[PET]
、
E-
メール)があります。
表
5-7
に、フィルタ可能なプラットフォームイベントを示します。
表 5-6. IP フィルタとブロックの設定
設定 説明
IP
範囲有効 IP 範囲のチェック機能を有効にします。これにより、iDRAC6 に
アクセスできる
IP アドレスの範囲を定義できます。デフォルトは
無効 です。
IP
範囲のアドレス 受け入れる IP サブネットアドレスを指定します。デフォルトは
192.168.1.0
です。
IP
範囲のサブネット
マスク
IP アドレスの有意ビット位置を定義します。サブネットマスク
は、上位ビットがすべて
1 で、下位ビットがすべてゼロである
ネットマスク形式です。デフォルトは
255.255.255.0
です。
IP
ブロック有効 事前に選択した時間枠で、特定の IP アドレスからのログイン失敗
回数を制限する
IP アドレスブロック機能を有効にします。デフォ
ルトは
無効 です。
IP
ブロックエラーカ
ウント
IP アドレスからのログイン失敗回数を設定して、それを超えた場
合にそのアドレスからのログインを拒否します。デフォルトは
10
です。
IP
ブロックのエラー
ウィンドウ
ここで指定した時間枠(秒)内に IP ブロックエラーカウントが制
限値を超えると、
IP ブロックペナルティ時間がトリガされます。
デフォルトは
3600
です。
IP
ブロックのペナル
ティ時間
ログイン失敗回数が制限値を超えた IP アドレスからのログインを
拒否する時間を秒で指定します。デフォルトは
3600
です。