Users Guide
54 iDRAC6 Enterprise の設定
RACADM を使用した iDRAC6 ファームウェアのアップデート
リモート
RACADM
を使用して
iDRAC6
ファームウェアをアップデートでき
ます。
1
デルサポートサイト
support.jp.dell.com
から
iDRAC6
のファームウェ
アイメージを
TFTP
サーバーにダウンロードします。
たとえば、次のとおりです。
C:\downloads\firmimg.imc
2
次の
RACADM
コマンドを実行します。
たとえば、次のとおりです。
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス > -u < ユーザー名 > -p < パス
ワード > fwupdate -g -u -a < パス >
ここでパスは
、
firmimg.imc
が保存されている
TFTP
サーバー上の場所
です。
DOS アップデートユーティリティの使用
DOS
アップデートユーティリティを使用して
iDRAC6
ファームウェアをアッ
プデートするには、管理下サーバーを
DOS
で起動し、
idrac16d
コマンドを
実行してください。コマンドの構文は次のとおりです。
idrac16d [-f] [-i=< ファイル名 >] [-l=< ログファイル >]
オプションなしで実行すると、
idrac16d
コマンドは現在のディレクトリにあ
るファームウェアイメージファイル
firmimg.imc
を使って
iDRAC6
ファー
ムウェアをアップデートします。
オプションは次のとおりです。
•
-f
—
アップデートを強制します。
-f
オプションは、ファームウェアを以
前のイメージにダウングレード
する場合に使用できます。
•
-i=<
ファイル名
>
—
ファームウェアイメージの名前を指定します。この オ
プションは、ファームウェアのファイル名をデフォルト名
firmimg.imc
から変更した場合に必要です。
•
-l=<
ログファイル
>
—
アップデートアクティブティからの出力を記録しま
す。このオプションはデバッグに使用します。
メモ:
idrac16d コマンドに誤ったパラメータを入力、 または、 -h オプションを
追加した場合、追加オプションの
-nopresconfig が利用可能になります。こ
のオプションは、設定情報を保存せずにファームウェアをアップデートする場合に
使用します。
IP アドレス、ユーザー、およびパスワードなどの既存の iDRAC6 設定
情報がすべてが削除されてしまうため、このオプションを使用しないことをお勧め
します。