Users Guide

iDRAC6 Enterprise の設定 43
リモートウェブインタフェースから初回起動デバイスを選択するには、次の手
順を行います。
1
サポートされているウェブブラウザのウィンドウをきます。
2
iDRAC6
ウェブインタフェースにログインします。
3
システムツリーで、
システム
セットアップ
タブ
最初の起動デバイス
順に選択します。
最初の起動デバイス
画面が表示されます。
2-3
は、
最初の起動デバイス
の設定をリストしています。
リモートファイル共有
iDRAC6
からリモートファイル共有(
RFS
)機能を使用すると、ネットワーク
共有にある
CD/DVD ISO
イメージファイルを定し、
NFS
または
CIFS
を使っ
CD
または
DVD
としてマウントし、管理下サーバーのオペレーティングシ
ステムで仮想ドライブとして使用可能にできます。
メモ:
この機能は IPv4 アドレスでのみ使用できます。IPv6 アドレスは現在サポー
トされていません。
メモ:
Linux ディストリビューションの場合、ランレベル init 3 で運用している
と、この機能で手動のマウントコマンドが必要になる可能性があります。
コマンドの構文は次のとおりです。
mount /dev/OS_specific_device /<
ユーザー定義のマウントポイント
>
<
ユーザー定義のマウントポイント
>
は、他のマウントコマンドの場合と同様にマ
ウントに使用するディレクトリです。
RHEL の場合、CD デバイス(.iso 仮想デバイス)は /dev/scd0 で、フロッピーデ
バイス(
.img 仮想デバイス)は /dev/sdc です。
S
LES
の場合、
CD
デバイスは
/dev/sr0
で、フロッピーデバイスは
/dev/sdc
です。
正しいデバイス(SLES RHEL か)が使用されるように、Linux OS で仮想デバイ
スを接続し次第、次のコマンドを実行する必要があります。
tail /var/log/messages | grep SCSI
これで、デバイスを識別するテキストが表示されます(たとえば、SCSI デバイス
sdc
この手順は、Linux ディストリビューションをランレベル init 3 で使用して
いる場合にも実行します。デフォルトでは、仮想メディアは
init 3 では自動マウン
トされません。
2-3. 最初の起動デバイス
属性 説明
最初の起動デバイス
ドロップダウンメニューから最初の起動デバイスを選択します。シ
ステムは次回以降の再起動時に選択したデバイスから起動します。
一回限りの起動 選択 = 有効、選択解除 = 無効。このオプションをオンにすると、
システムは回起動時に選択したデバイスから起動します。それ
以降は、システムは
BIOS の起動順序にある初の起動デバイス
から起動します。