Users Guide
42 iDRAC6 Enterprise の設定
表
2-2
はリモートシスログの設定一覧です。
メモ:
リモートシスログプロトコルによって定義される重要度レベルは、標準的
な
IPMI システムイベントログ(SEL)の重要度と異なります。したがって、
iDRAC6 リモートシスログのすべてのエントリが 注意 のレベルで報告されます。
次の例で、リモートシスログの設定を変更するための設定オブジェクトと
RACADM
コマンドの使い方を示します。
racadm config –g cfgRemoteHosts –o
cfgRhostsSyslogEnable [1/0]; デフォルトは 0
racadm config –g cfgRemoteHosts –o
cfgRhostsSyslogServer1 <
サーバー名
1
>; デフォルトは空白
racadm config –g cfgRemoteHosts –o
cfgRhostsSyslogServer2 <
サーバー名
2
>; デフォルトは空白
racadm config –g cfgRemoteHosts –o
cfgRhostsSyslogServer3
<
サーバー名
3>
; デフォルトは空白
racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsSyslogPort
< ポート番号 >; デフォルトは 514
最初の起動デバイス
この機能を使用すると、システムの最初の起動デバイスを選択して、一回限り
の起動を有効にできます。システムは次回以降の再起動時に選択したデバイス
から起動し、
iDRAC6 GUI
または
BIOS
の起動順序から再度変更されるまで、
BIOS
の起動順序にある最初の起動デバイスのままになります。一回限りの起
動が有効な場合、システムは選択されたデバイスから
1
回のみ起動します。
続いて、システムは
BIOS
ブートシーケンスに従って起動します。
表 2-2. リモートシスログの設定
属性 説明
リモートシスログ
有効
指定したサーバーのシスログの転送とリモートキャプチャを有効に
するには、このオプションを選択します。シスログが有効になる
と、新しいログエントリがシスログサーバーに送信されます。
シスログサーバー
1
~ 3
SEL
ログや RAC ログなどの iDRAC6 のログメッセージをログ記録
するリモートシスログサーバーのアドレスを入力します。シスログ
サーバーのアドレスには英数字、「
-」、「.」、「:」、「_」記号を使用で
きます。
ポート番号
リモートシスログサーバーのポート番号を入力します。
1
~
65535
の値を使用してください。デフォルトは
514
です。