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管理下システムのリカバリとトラブルシューティング 337
POST コードの確認
POST
コード
画面には、オペレーティングシステムの起動前の最後のシステム
POST
コードが表示されます。
POST
コードはシステム
BIOS
から返される進
行状況を示すコードで、電源オンリセットからの起動順序の異なる段階を示し、
システム起動に関するあらゆるエラーを診断できます。
メモ:
LCD モニタまたは『ハードウェアオーナーズマニュアル』の POST コード
メッセージ番号の説明文を参照してください。
Post
コードを表示するには、システム
→
ログ
→ Post
コード
をクリックし
ます。
POST
コード
画面には、システム正常性のインジケータ(表
19-3
を参
照)、
16
進コード、コードの説明が表示されます。
前回のシステムクラッシュ画面の表示
メモ:
前回クラッシュ画面機能は Server Administrator と iDRAC6 ウェブイ
ンタフェースで設定する必要があります。この機能を設定する手順については、
74 ページの「管理下サーバーを使用して前回クラッシュ画面をキャプチャする設
定」
を参照してください。
前回のクラッシュ画面
には、システムクラッシュ前に発生したイベントに関
する情報を含む最新クラッシュ画面が表示されます。最後にシステムがクラッ
シュしたときのイメージは、
iDRAC6
の持続的なストアに保存され、リモート
からアクセスできます。前回のクラッシュ画面は
NVRAM
に保存されているた
め、
iDRAC
がリセットしても利用可能です。
前回クラッシュ画面
の画面を表示するには、システム
→
ログ
→
前回クラッ
シュ画面
の順でクリックします。前回クラッシュ画面
の画面に、保存された前
回のクラッシュ画面が表示されます。
保存
をクリックすると、前回のクラッシュ画面が希望のディレクトリに保存さ
れます。
削除
をクリックすると、前回のクラッシュ画面が削除されます。
メモ:
保存されているクラッシュ画面がない場合、保存 と 削除 ボタンは表示され
ません。
メモ:
自動リカバリタイマーの変動により、システムリセットタイマーの値が高
すぎる値で設定されている場合は、前回クラッシュ画面
をキャプチャできない可
能性があります。デフォルト設定は
480 秒です。Server Administrator または
IT Assistant
でシステムリセットタイマーを 60 秒に設定して、前回クラッシュ画面
が正しく機能することを確認します。詳細については、74 ページの「管理下サー
バーを使用して前回クラッシュ画面をキャプチャする設定」を参照してください。