Users Guide

32 iDRAC6 Enterprise の設定
SM-CLP
SM-CLP
は、iDRAC6 に組み込まれたサーバー
管理ワークグループサーバー管理
- コマンドライ
ンプロトコル(
SM-CLP)の実装です。SM-CLP
コマンドラインには、Telnet または SSH を使用
して
iDRAC6 にログインし、CLI プロンプトで
smclp と入力してアクセスします。
SM-CLP コマンドは、ローカル RACADM コマ
ンドの便利なサブセットを実装しています。こ
のコマンドは、管理ステーションのコマンドラ
インから実行できるため、スクリプトの記述に
役立ちます。コマンドの出力は、
XML などの明
確に定義されたフォーマットで取得でき、スク
リプトの記述や、既存のレポートツールや管理
ツールとの統合を円滑にします。
IPMI
IPMI
は、iDRAC6 などの内蔵管理サブシステム
が他の内蔵システムや管理アプリケーションと
通信するための標準的な方法を定義しています。
IPMI のプラットフォームイベントフィルタ
PEF)やプラットフォームイベントトラップ
PET)を設定するには、iDRAC6 ウェブインタ
フェース、
SM-CLP、または RACADM コマン
ドを使用できます。
PEF は、特定の状態を検知した際に、iDRAC6
に特定の処置(たとえば、管理下サーバーの再
起動)を実施させます。
PET は、特定のイベン
トまたは状態を検知したときに
E- メールまたは
IPMI
アラートを送信するよう iDRAC6 に指示し
ます。
また
iDRAC6 では、IPMI オーバー LAN を有効
にしている場合に
IPMItool ipmish などの
標準的な
IPMI ツールも使用できます。
2-1. 設定インタフェース (続き)
インタフェース 説明