Users Guide
iVMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入 315
ヘルプの表示
-h
このパラメータは
iVMCLI
ユーティリティのパラメータの概要を表示します。
スイッチ以外のオプションがほかに提供されていない場合、コマンドはエラー
なしで終了します。
マニュアル表示
-m
このパラメータは、使用可能なオプションすべてに関する説明などが記載され
た
iVKMCLI
ユーティリティの詳細「マニュアルページ」を表示します。
暗号化データ
-e
このパラメータがコマンドラインに含まれていると、
iVMCLI
は
SSL
暗号化
チャネルを使用して、管理ステーションとリモートシステムの
iDRAC6
の間
でデータを転送します。このパラメータがコマンドラインに含まれていない場
合は、データ転送は暗号化されません。
iVMCLI オペレーティングシステムシェルオプション
iVMCLI
のコマンドラインでは、次のオペレーティングシステムの機能を使用
できます。
•
stderr/stdout redirection —
印刷されたユーティリティの出力をファイル
にリダイレクトします。
たとえば、「より大」記号(
>
)の後にファイル名を入力すると、指定した
ファイルが
iVMCLI
ユーティリティの印刷出力で上書きされます。
メモ:
VMCLI
ユーティリティは標準入力(
stdin
)からは読み取りま
せん。したがって、
stdin
リダイレクトは不要です。
•
バックグラウンド実行
— iVMCLI
ユーティリティはデフォルトでフォアグ
ラウンドで実行します。オペレーティングシステムのコマンドシェル機能を
使用すると、ユーティリティをバックグラウンドで実行できます。たとえ
ば、
Linux
オペレーティングシステムの場合、コマンドの直後にアンパーサ
ンド(
&
)を指定すると、プログラムが新しいバックグラウンドプロセスと
して起動します。
後者はスクリプトプログラムの場合に便利です。この方法では、
iVMCLI
コマ
ンドの新しいプロセスが開始した後もスクリプトを継続できます(これ以外の
方法では、
iVMCLI
プログラムが終了するまでスクリプトがブロックされま
す)。
iVMCLI
の複数のインスタンスがこの方法で開始し、コマンドインスタン
スの
1
つ以上を手動で終了しなければならない場合は、オペレーティングシス
テムの機能を使用し、プロセスをリストにして終了します。