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312 iVMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
コマンドライン構文では、大文字と小文字が区別されます。詳細については、
312
ページの「
iVMCLI
パラメータ」
を参照してください。
リモートシステムのコマンドが受け入れられ、
iDRAC6
が接続を許可した場合
は、次のどちらかが発生するまでコマンドの実行が続行します。
•
何らかの理由で
iVMCLI
接続が終了した。
•
オペレーティングシステムのコントロールを使用して処理を手動で中止した。
たとえば、
Windows
でタスクマネージャを使うと処理を終了できます。
メモ:
iVMCLI コマンドを使用するとき、パラメータ値の単語間にスペースがある
場合は、パラメータ全体に引用符を使用する必要があります。たとえば、システム
の
DVD イメージをサーバーのオペレーティングシステムに接続する次のコマンド
を見てみましょう。
F:\idrac>ivmcli -r 10.35.155.117 -u root -p calvin -c c:\documents and
settings\user\my documents\work\devel\omsa\img_hdd1.iso
-c
はパラメータの 1 つで、c:\documents and settings\user\my
documents\work\devel\omsa\img_hdd1.iso
は ’documents and settings’
と ’my documents’ にスペースを含むパラメータ値です。したがって、イメージ
ファイルの完全修飾パスには引用符が使用されます。この引用符が無ければ、コマ
ンドの実行に失敗します。次のコマンドも無効です。
C:\”documents and settings”\......\
iVMCLI パラメータ
iDRAC6 IP アドレス
-r <iDRAC IP アドレス >[:<iDRAC SSL ポート >]
このパラメータは
iDRAC6
の
IP
アドレスと
SSL
ポートを指定します。これら
は、ユーティリティがターゲット
iDRAC6
と仮想メディア接続を確立するため
に必要です。無効な
IP
アドレスまたは
DDNS
名を入力すると、エラーメッ
セージが表示されてコマンドが終了します。
<iDRAC
の
IP
アドレス
>
は有効な一意の
IP
アドレスまたは
iDRAC6
の動的ド
メイン命名システム(
DDNS
)名です(サポートされている場合)。
<iDRAC SSL
ポート
>
を省くと、ポート
443
(デフォルトポート)が使用されます。
iDRAC6
のデフォルト
SSL
ポートを変更した場合を除いて、オプションの
SSL
ポートは
不要です。