Users Guide
iVMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入 309
4
次のいずれかの手順を実行してください。
•
IPMItool
と仮想メディアコマンドラインインタフェース(
iVMCLI
)
を既存のオペレーティングシステム導入アプリケーションに統合します。
このユーティリティの使用の手引きとして
ivmdeploy
サンプルスクリ
プトを使用します。
•
オペレーティングシステムの導入には、既存の
ivmdeploy
スクリプト
を使用します。
メモ:
ivmdeploy
は内部で
iVMCLI
と
ipmitool
を使用します。この
ツールを使用するには、
IPMI
オーバー
LAN
権限が必要です。また、
ivmdeploy
スクリプトを使用する場合は、仮想メディアが連結状態
でなければなりません。
オペレーティングシステムの導入
iVMCLI
ユーティリティとそのユーティリティに含まれている
ivmdeploy
スクリプトを使って、リモートシステムにオペレーティングシステムを導入し
ます。
始める前に、
iVMCLI
ユーティリティに含まれている
ivmdeploy
サンプルス
クリプトを確認してください。このスクリプトは、ネットワーク内のリモート
システムにオペレーティングシステムを導入する手順を詳しく説明しています。
次は、ターゲットのリモートシステムにオペレーティングシステムを導入する
手順の概要です。
1
ip.txt
テキストファイルに導入されるリモートシステムの
iDRAC6
の
IP
ア
ドレス(
1
行に
1
個の
IP
アドレス)を一覧表示します。
2
ブータブルなオペレーティングシステム
CD
または
DVD
をクライアントの
メディアドライブに挿入します。
3
コマンドラインで
ivmdeploy
を実行します。
ivmdeploy
スクリプトを実行するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを
入力します。
ivmdeploy -r ip.txt -u <iDRAC ユーザー > -p <iDRAC パス
ワード > -c {<iso9660-img> | < パス >}
ここで、
•
<iDRAC
ユーザー
>
は
iDRAC6
のユーザー名(たとえば
root
)です。
•
<iDRAC
パスワード
>
は
iDRAC6
ユーザーのパスワード(たとえば
calvin
)
です。
•
<iso9660-img>
は、オペレーティングシステムインストール
CD
または
DVD
の
ISO9660
イメージへのパスです。
•
<
パス
>
は、オペレーティングシステムインストール
CD
または
DVD
に含
まれるデバイスのパスです。