Users Guide
308 iVMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
Linux システムのイメージファイルの作成
Linux
システム用にブータブルイメージファイルを作成するには、データ複製
ユーティリティ(
dd
)
を使用します。
このユーティリティを実行するには、コマンドプロンプトを開いて次のように
入力します。
dd if=< 入力デバイス > of=< 出力ファイル >
たとえば、次のとおりです。
dd if=/dev/sdc0 of=mycd.img
Windows システムのイメージファイルの作成
Windows
イメージファイル用のデータ複製ユーティリティを選択するときに
は、イメージファイルと
CD/DVD
のブートセクターをコピーするユーティリ
ティを選んでください。
導入の準備
リモートシステムの設定
1
管理ステーションからアクセスできるネットワーク共有フォルダを作成し
ます。
2
オペレーティングシステムファイルをネットワーク共有フォルダにコピーし
ます。
3
オペレーティングシステムをリモートシステムに導入する設定済みのブー
タブルな導入イメージファイルがある場合は、この手順をスキップしてく
ださい。
設定済みのブータブルな導入イメージファイルがない場合は、このファイル
を作成します。オペレーティングシステムの導入手順に使用されるプログラ
ムやスクリプトをすべて含めます。
たとえば、
Microsoft Windows
オペレーティングシステムを導入するに
は、
Microsoft Systems Management Server
(
SMS
)で使用されてい
る導入方法に似たプログラムをイメージファイルに含めることができます。
イメージファイルを作成するときは、次の操作を行ってください。
•
標準的なネットワークベースのインストール手順に従う
•
対象システムのそれぞれが同じ導入プロシージャを起動して実行するよ
うに、展開イメージを「読み取り専用」とマークする