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iVMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入 307
iVMCLI
を使用したオペレーティ
ングシステムの導入
統合仮想メディアコマンドラインインタフェース(
iVMCLI
)ユーティリティ
は、管理ステーションからリモートシステムの
iDRAC6
に仮想メディアの機能
を提供するコマンドラインインタフェースです。
iVMCLI
とスクリプト方式を
使用すると、ネットワーク内の複数のリモートシステムにオペレーティングシ
ステムを導入できます。
本項では、企業ネットワークに
iVMCLI
ユーティリティを統合する方法につい
て説明します。
作業を開始する前に
iVMCLI
ユーティリティを使用する前に、対象となるリモートシステムと企業
ネットワークが次の項で述べる要件を満たしていることを確認してください。
リモートシステム要件
•
各リモートシステムで
iDRAC6
が設定されている。
ネットワーク要件
ネットワーク共有に次のコンポーネントが含まれている。
•
オペレーティングシステムファイル
•
必要なドライバ
•
オペレーティングシステムの起動イメージファイル
イメージファイルは、業界標準のブータブルフォーマットのオペレーティン
グシステム
CD
または
CD/DVD ISO
のイメージであることが必要です。
ブータブルイメージファイルの作成
イメージファイルをリモートシステムに導入する前に、サポートされているシ
ステムがそのファイルから起動できることを確認してください。イメージファ
イルをテストするには、
iDRAC6
のウェブインタフェースを使用してイメージ
ファイルをテストシステムに転送してから、システムを再起動します。
次の項では、
Linux
と
Windows
システム用のイメージファイルの作成方法に
ついて説明します。