Users Guide
iDRAC6 Enterprise の使用 SM-CLP コマンドラインインタフェース 293
SM-CLP の機能
SM-CLP
仕様は、
CLI
を使用した単純なシステム管理に使用できる標準的な
SM-CLP
バーブの共通セットを提供しています。
SM-CLP
はバーブとターゲットの概念を発展させて、
CLI
を使用したシステム
設定機能を提供します。バーブは、実行する操作を示し、ターゲットは操作の
実行対象となるエンティティ(またはオブジェクト)です。
次は
SM-CLP
コマンドラインの構文です。
< バーブ > [< オプション >] [< ターゲット >] [< プロパティ >]
表
15-1
は、
iDRAC6 CLI
がサポートするバーブ、各コマンドの構文、および
バーブがサポートするオプションのリストです。
表 15-1. サポートされている SM-CLP CLI バーブ
バーブ 説明 オプション
cd
シェルを使用して管理下システムのアドレス領域
を移動します。
構文:
cd [ オプション ] [ ターゲット ]
–default、–examine、
–help、–output、
–version
delete
オブジェクトのインスタンスを削除します。
構文:
delete [ オプション ] [ ターゲット ]
–examine、–help、
–output、–version
exit
SM-CLP
シェルのセッションを終了します。
構文:
exit [ オプション ]
–help、–output、
–version
help
SM-CLP
コマンドのヘルプを表示します。
help
-examine、-help、-
output
、-version
reset
ターゲットをリセットします。
構文:
reset [ オプション ] [ ターゲット ]
–examine、–help、
–output、–version
set
ターゲットのプロパティを設定します。
構文:
set [ オプション ] [ ターゲット ] < プロパ
ティ名 >=< 値 >
–examine、–help、
–output、–version