Users Guide
292 iDRAC6 Enterprise の使用 SM-CLP コマンドラインインタフェース
SM-CLP を使用したシステム管理
iDRAC6 SM-CLP
を使用すると、次のシステム機能をコマンドラインから管理
できます。
•
サーバーの電源管理
—
システムのオン、シャットダウン、再起動
•
システムイベントログ(
SEL
)管理
— SEL
レコードの表示やクリア
•
iDRAC6
ユーザーアカウントの管理
•
Active Directory
設定
•
iDRAC6 LAN
の設定
•
SSL
証明書署名要求(
CSR
)の生成
•
仮想メディア設定
iDRAC6 SM-CLP のサポート
SM-CLP
は
iDRAC6
ファームウェアからホストされ、
Telnet
接続と
SSH
接続
をサポートしています。
iDRAC6 SM-CLP
インタフェースは
DMTF
組織が提
供する
SM-CLP
規格バージョン
1.0
に基づいています。
次の項では、
iDRAC6
からホストされる
SM-CLP
機能の概要について説明し
ます。
メモ:
SM-CLP セッションを Telnet/SSH を使用して確立し、ネットワークの切断
によってセッションが正しく終了しなかった場合に、「最大接続数に達した」とい
うメッセージが表示されることがあります。これを解決するには、新しい接続の確
立を試みる前に、ウェブ
GUI の システム → iDRAC 設定 → ネットワーク / セキュ
リティ → セッション
で SM–CLP セッションを終了してください。
メモ:
iDRAC6 は最大 4 つの Telnet セッションと 4 つの SSH セッションを同時
にサポートします。ただし、それら
8 つのセッション中 1 つだけが SM-CLP を使
用できます。つまり、
iDRAC6 がサポートしているのは一度に 1 つの SM-CLP セッ
ションのみです。
SM–CLP セッションの開始方法
•
SSH/Telnet
を使用して
iDRAC6
に接続すると、
CLI
(コンソール)が開き
ます。
•
ドル記号のプロンプトで
「
smclp
」
と入力して、
SM–CLP
コンソールを開始
します。
構文:
telnet <iDRAC6 の IP アドレス >
$ (CLI プロンプトが表示されます)
$smclp (CLI プロンプトで smclp と入力します)