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iDRAC6 Enterprise の使用 SM-CLP コマンドラインインタフェース 291
iDRAC6 Enterprise
の使用
SM-CLP
コマンドラインインタ
フェース
本項では、
iDRAC6
に組み込まれている
Server Management Workgroup
(
SMWG
)
Server Management Command Line Protocol
(
SM-CLP
)に
ついて説明します。
メモ:
ここでは、ユーザーが Systems Management Architecture for Server
Hardware
(SMASH)イニシアチブおよび SMWG SM-CLP 仕様に精通してい
ることを前提としています。これらの仕様の詳細については、
Distributed
Management Task Force
(DMTF)のウェブサイト dmtf.org を参照してくだ
さい。
iDRAC6 SM-CLP
は
DMTF
と
SMWG
が提唱するプロトコルで、システム
管理
CLI
実装の標準となっています。その原動力は、システム管理コンポー
ネントの標準化の基盤となることを目標に定義された
SMASH
アーキテクチ
ャです。
SMWG SM-CLP
は
DMTF
が提唱する全体的な
SMASH
作業のサ
ブコンポーネントです。
SM-CLP
は、ローカルの
RACADM
コマンドラインインタフェースが提供する
機能のサブセットを別のアクセスパスで提供します。
SM-CLP
は
iDRAC6
内で
実行され、
RACADM
は管理下サーバー上で実行されます。また、
RACADM
は
Dell
専用のインタフェースであるのに対し、
SM-CLP
は業界標準のインタ
フェースです。
メモ:
デルのプロファイルと MOF に関する情報は、デルエンタープライズテクノ
ロジーセンター
delltechcenter.com から、DMTF に関する情報はすべて DMTF
のウェブサイト dmtf.org/standards/profiles/ から入手可能です。また、Dell
拡張は delltechcenter.com/page/DCIM+-+Dell+CIM+Extensions で入手で
きます。