Users Guide
RACADM コマンドラインインタフェースの使用 277
設定ファイルの iDRAC6 IP アドレスの変更
設定ファイル内の
iDRAC6 IP
のアドレスを変更するには、不要な
<
変数
>=
<
値
>
のエントリをすべて削除します。
IP
アドレス変更に関連する
2
つの
<
変数
>=<
値
>
エントリを含め、
"["
と
"]"
が付いた実際の変数グループのラ
ベルのみが残ります。
たとえば、次のとおりです。
#
# オブジェクトグループ "cfgLanNetworking"
#
[cfgLanNetworking]
cfgNicIpAddress=10.35.10.110
cfgNicGateway=10.35.10.1
このファイルは次のようにアップデートされます。
#
# オブジェクトグループ "cfgLanNetworking"
#
[cfgLanNetworking]
cfgNicIpAddress=10.35.9.143
# コメント、次の行は無視されます
cfgNicGateway=10.35.9.1
iDRAC6 への設定ファイルのロード
racadm config -f < ファイル名 > コマンドは、有効なグループとオブジェ
クト名が存在し、構文ルールに従っていることを検証するために設定ファイル
を解析します。ファイルにエラーがなければ、このファイルの内容で
iDRAC6
データベースがアップデートされます。
メモ:
構文のみを検証し、iDRAC6 データベースをアップデートしない場合は、
config サブコマンドに -c オプションを追加します。
設定ファイルのエラーには、検出された行番号のフラグと、その問題を説明し
た簡単なメッセージが付きます。設定ファイルで
iDRAC6
をアップデートする
前に、すべてのエラーを修正する必要があります。
メモ:
racresetcfg サブコマンドを使用すると、データベースと iDRAC6 NIC の
設定は元のデフォルト設定にリセットされ、ユーザーとユーザー設定がすべて削除
されます。
root (ルート)ユーザーは使用可能ですが、その他のユーザーの設定も
デフォルトにリセットされます。