Users Guide
RACADM コマンドラインインタフェースの使用 275
設定ファイルの特徴は次のとおりです。
•
テキストエディタで作成可能
•
RACADM
getconfig
サブコマンドで
iDRAC6
から取得
•
RACADM
getconfig
サブコマンドで
iDRAC6
から取得して編集
RACADM getconfig
コマンドで設定ファイルを取得するには、次のコマン
ドを入力します。
racadm -r < リモート iDRAC6 IP> -u < ユーザー > -p < パスワード >
getconfig -f myconfig.cfg
このコマンドは、現在のディレクトリにファイル
myconfig.cfg
を作成します。
設定ファイルの構文
メモ:
Windows の Notepad や Linux の vi など、プレーンテキストエディタで
設定ファイルを編集します。
racadm ユーティリティは ASCII テキストのみを解析
します。フォーマットすると、パーサが混乱して
iDRAC6 のデータベースが壊れる
可能性があります。
この項では設定ファイルのフォーマットについて説明します。
•
#
で始まる行はコメントです。
コメントは、行の最初の列から開始する必要があります。その他の列にある
#
の文字は、単に
#
文字として処理されます。
例
:
#
# これはコメントです。
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminPrivilege=4
•
すべてのグループエントリは、
[
と
]
の文字で囲む必要があります。
グループ名を示す開始の
[
文字は、一列目で始まる必要があります。このグ
ループ名は、そのグループ内の他のオブジェクトよりも前に指定する必要が
あります。関連するグループ名が含まれていないオブジェクトは、エラーを
生成します。デルサポートサイト
dell.com/support/manuals
にある
『
iDRAC6
および
CMC
向け
RACADM
コマンドラインリファレンスガイ
ド』
で定義されているとおり、設定データはグループ分けされています。
次に、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値の使
用例を示します。
例:
[cfgLanNetworking]
(グループ名)
cfgNicIpAddress=192.168.1.1
(オブジェクト名)