Users Guide
248 仮想メディアの設定と使用法
管理下サーバーは起動順序に従って、起動デバイスからの起動を試みます。
仮想デバイスが接続されており起動メディアがある場合、システムはこの仮
想デバイスから起動します。起動メディアがない場合は、起動メディアのな
い物理デバイスの場合と同様にこのデバイスは無視されます。
仮想メディアを使用したオペレーティングシステムのインストール
本項では、管理ステーションに手動でインタラクティブにオペレーティングシ
ステムをインストールする方法について説明します。完了までに数時間かかる
場合があります。仮想メディア
を使用してスクリプトでオペレーティングシス
テムをインストールする手順は
15
分以内で完了します。詳細については、
309
ページの「オペレーティングシステムの導入」
を参照してください。
1
次の点を確認します。
•
管理ステーションの
DVD/CD
ドライブにオペレーティングシステムのイ
ンストール
DVD/CD
が挿入されている。
•
ローカル
DVD/CD
ドライブが選択されている。
•
仮想ドライブが接続されている。
2
247
ページの「仮想メディアからの起動」
の仮想メディアからの起動手順に
従って、
BIOS
がインストール元の
DVD/CD
ドライブから起動するように
設定されていることを確認してください。
3
画面の指示に従って、インストール作業を完了します。
サーバーのオペレーティングシステムが実行しているときの仮想メディ
アの使用
Windows ベースシステム
Windows
システムでは、仮想メディアドライブが連結し、ドライブ文字で設
定されていると、それらは自動的にマウントされます。
Windows
での仮想ドライブの使い方は、物理ドライブの場合とほぼ同じです。
仮想メディアウィザードを使用してメディアに接続し、ドライブをクリックして
その内容を参照すると、そのシステムでメディアが使用できるようになります。
Linux ベースシステム
システムのソフトウェア構成によっては、仮想メディアドライブが自動的にマ
ウントされない場合があります。ドライブが自動的にマウントされない場合は、
Linux
の
mount
コマンドを使ってドライブを手動でマウントします。