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178 管理下サーバーの設定と正常性の表示
システムインベントリ
システムインベントリ
ページには、管理下システムに取り付けられているハー
ドウェア、およびインストールされているファームウェアのコンポーネントが
表示されます。
システムインベントリのページにアクセスするには、システム
→
プロパティ
→
システムインベントリ
をクリックします。
ハードウェアインベントリ
セクションには、
iDRAC
、取り付けられている
RAID
コントローラ、取り付けられているすべての
CPU
、取り付けられている
すべての
DIMM
、取り付けられているすべての
HDD
、ホスト
NIC
(統合、内
蔵されているもの)、取り付けられているビデオカード、および
SD
カード(取
り付けられている場合)を含むコンポーネントの情報が表示されます。
ファームウェアインベントリ
セクションには、ファームウェアのコンポーネン
トのファームウェアのバージョンが表示されます。これには
BIOS
、
Lifecycle
Controller
のバージョン(
USC
)、
iDRAC
ファームウェアが含まれます。
各フィールドでは、最大
48
文字までのみ表示可能です。
48
文字を超える場
合、文字列が省略されます。
詳細は、
iDRAC6
のオンラインヘルプ
を参照してください。
システムインベントリが機能していることを確認するには、次の手順を行います。
1
システムで、システムインベントリを収集するよう設定されている必要があ
ります。設定するには、システム起動中に、
iDRAC Option ROM
ユーティ
リティを使用します(
Ctrl-E
)。
システムサービス
メニューで、
再起動時の
システムインベントリの収集(
CSIOR
)
オプションを有効にします。
2
CSIOR
を有効にした後、ホストシステムが再起動し、
BIOS
起動の終わりご
ろ、出力画面に「システムインベントリを収集中」というメッセージが表示
されます。
3
ホストが再起動してシステムインベントリが収集されたら、
iDRAC
のみを
再起動します。
4
iDRAC
が起動すると、ハードウェアインベントリにアクセスできるように
なります。
iDRAC
の再起動後、ハードウェアインベントリを提供するリクエストの
サービスに必要な内部コンポーネントは、すぐには準備完了状態になりませ
ん。したがって、再起動後に
5
分間待って
iDRAC
に接続して、ハードウェ
アインベントリを表示します。これには
iDRAC
を最初にリセットしてから
数分間かかる場合があります。代替手段として、
iDRAC
で
WSMAN
チェックを使用してリモートサービスの可用性をチェックし、ハードウェア
インベントリがいつ準備完了状態になるかを判断します。呼び出しには、
DCIM_LCService
クラスの
GetRSStatus
メソッドを使用します。詳細につ
いては、
delltechcenter.com
にある
Dell DCIM LC Service MOF
を参
照してください。ハードウェアインベントリが準備完了状態になる前に、
リモートサービスが使用可能になっている必要があります。これは、
iDRAC
が再起動された(手順
3
)かどうかにかかわらず、適用されます。