Users Guide
iDRAC6 ディレクトリサービスの使用 139
RACADM を使用した拡張スキーマの Active Directory の設定
ウェブインタフェースではなく、
RACADM
コマンドラインインタフェース
(
CLI
)を使用して拡張スキーマを備えた
iDRAC6 Active Directory
機能を設
定する場合は、次のコマンドを使用します。
1
コマンドプロンプトを開き、次の
RACADM
コマンドを入力します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADEnable 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADType 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADRacName <RAC 共通名 >
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADRacDomain
<
完全修飾ルートドメイン名
>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADDomainController1 <
ドメインコントローラの完全修飾ドメイン
名または
IP
アドレス
>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADDomainController2 <
ドメインコントローラの完全修飾ドメイン
名または
IP
アドレス
>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADDomainController3 <
ドメインコントローラの完全修飾ドメイン
名または
IP
アドレス
>
メモ:
3
つのアドレスのうち、少なくとも
1
つを設定する必要があり
ます。
iDRAC6
は、接続が確立されるまで、設定されたアドレスに対
して、一つずつ接続を試みます。拡張スキーマでは、
iDRAC6
デバイ
スが置かれているドメインコントローラの
FQDN
または
IP
アドレスと
なります。拡張スキーマモードでは、グローバルカタログサーバーは
全く使用されません。
SSL
中に証明書の検証を実行する場合は、次の
RACADM
コマンドを入力
します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADCertValidationEnable 0
この場合、
CA
証明書をアップロードする必要はありません。
SSL
ハンドシェイク中に証明書の検証を実行する場合は、次の
RACADM
コマンドを入力します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADCertValidationEnable 1