Users Guide
3. サーバータイムアウトの識別 フィールドに、LED を点滅させる秒数を入力します。無効にするまで点滅させる場合は 0 を入力します。
4. 適用 をクリックします。
サーバー上の青色の LED が指定した秒数ほど点滅します。
0 を入力して LED を点滅させ続ける場合は、次の手順を実行してこれを無効にできます。
1. システム® iDRAC 設定® トラブルシューティング の順でクリックします。
2. 識別 画面で サーバーの識別 を選択解除します。
3. 適用 をクリックします。
診断コンソールの使用
iDRAC6 には、Microsoft Windows または Linux ベースのシステムのツールに類似したネットワーク診断ツールが標準装備されています(表19-8 を参照)。iDRAC6 ウェブインタフェースを使用
して、ネットワークのデバッグツールにアクセスできます。
iDRAC をリセットするには、iDRAC6 のリセット をクリックします。iDRAC で通常の起動操作が実行されます。
診断コンソール 画面にアクセスするには、次の手順を実行してください。
1. システム® iDRAC 設定® トラブルシューティング の順でクリックします。
2. 診断コンソール タブを選択します。
表19-8 に、診断コンソール 画面に入力できるコマンドを示します。コマンドを入力して 送信 をクリックします。デバッグの結果が 診断コンソール 画面に表示されます。
クリア ボタンをクリックして、前のコマンドで表示した結果をクリアします。
診断コンソール 画面を更新するには、更新 をクリックします。
表 19-8診断コマンド
リモートシステム の電源管理
iDRAC6 では、管理下サーバーの電源管理操作をリモートで実行できます。再起動時と電源の投入および切断時に、オペレーティングシステムからシャットダウンを正しく実行するには、電源管理 画
面を使用します。
1. システム をクリックし、 電源管理® 電源制御 タブをクリックします。
2. 電源制御処置 を選択します(例:システムをリセットする( ウォームブート))。
表19-9 に、電源制御操作について説明します。
コマンド
説明
arp
ARP(Address Resolution Protocol)テーブルの内容を表示します。ARP エントリの追加や削除はできません。
ifconfig
ネットワークインタフェーステーブルの内容を表示します。
netstat
ルーティングテーブルの内容を印刷します。
ping <IP
アドレス
>
送信先の IP アドレスが現在のルーティングテーブルの内容で iDRAC6 から到達可能かどうかを確認します。宛先 IP アドレスをこのオプションの右側のフィールドに入力
してください。現在のルーティングテーブルの内容に基づいて、ICMP(インターネットコントロールメッセージプロトコル)エコーパケットが宛先 IP アドレスに送信されます。
ping6 <IPv6
アドレ
ス
>
送信先の IPv6 アドレスが現在のルーティングテーブルの内容で iDRAC6 から到達可能かどうかを確認します。送信先の IPv6 アドレスをこのオプションの右側のフィー
ルドに入力する必要があります。ICMP(インターネットコントロールメッセージプロトコル)エコーパケットは、現在のルーティングテーブルの内容に基づいて宛先の IPv6 ア
ドレスに送信されます。
traceroute <IP
アド
レス
>
IP ネットワークでパケットが通る経路を調べるために使用します。
traceroute6 <IPv6
アドレス
>
IPv6 ネットワークでパケットが通る経路を調べるために使用します。
gettracelog
iDRAC6 トレースログ を表示します。詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals の『RACADM Command Line Reference Guide for
iDRAC and CMC』の gettracelog を参照してください。
メモ:電源管理処置を実行するには、サーバー処 置コマンドの実行 権限が必要です。ユーザー権限の設定方法については、iDRAC6 ユーザーの追加と設定を参照してください。