Users Guide

ブレードの電源が入った後、BIOS が起動して、搭載されている PCIe 拡張カードの実際の電力消費量を検出しますこれは POST 中にわれます。両方のカードが検出された場合、iDRAC 、初
期化前処理の段階でこれらの拡張カードに使用された値を維持します。現在搭載されている PCIe カードを基に更新された値を取得した後、iDRAC はその値を拡張カードの推定電力消費量と併せて
ブレード全体の新しい電力値として報告しますCMC が十分な電力を割り当てなかった場合は、iDRAC はブレードの電源を切りますCMC が十分な電力を割り当てた場合は、BIOS の起動が継続
し、サーバーを開始できます
たとえばiDRAC が初期化前に想定した500W 場合、PCIe 拡張カードの割り当てに別の値を設定しない限り、この値が使用されます。別の値を設定した場合は、初期化前処理中ににこの
値が使用されますこのAC 電源の入れ直し中、維持されますその後、システムの POST が行われるときに、搭載されているカード数と入力値が比較されます
電力バジェットの表示
サーバーは、電源サブシステムの電力バジェット状態の概要電力バジェット 画面に提供します
ウェブインタフェースの使用
1. iDRAC6 ウェブインタフェースにログインします
2. システム ツリーで システム をクリックします
3. 電源管理 タブをクリックして電力バジェット をクリックします
電力バジェット 画面が表示されます
電力バジェット情報 の表には、現在のシステム設定における電力しきい値の上限と下限値が表示されますこれらの値は、しきい値が設定されたシステムから高負荷時にデータセンターに報告される
AC 電力消費量の範囲をカバーします
l 最小在電力消費量 、電力バジェットの下限しきい値をします
l 最大在電力消費量 、電力バジェットの上限しきい値を表しますこの値は、現在のシステム構成での絶対最大電力消費量でもあります
RACADM 使用
管理下サーバーでコマンドラインインタフェースを開き、次のコマンドを入力します
racadm getconfig -g cfgServerPower
電力バジェットのしきい
電力バジェットしきい値を有効にするとシステム電力が制限されます。指定したしきい値内に消費電力を維持するためにシステムパフォーマンスが動的に調整されます
低負荷環境では実際の電力消費量の方が少ない場合もありパフォーマンスの調整が完了するまでは、一時的にしきい値を下回る可能性があります
ウェブインタフェースの使用
1. iDRAC6 ウェブインタフェースにログインします
2. システム ツリーで システム をクリックします
3. 電源管理 タブをクリックして電力バジェット をクリックします
電力バジェット 画面が表示されます。電力バジェットしきい にはシステムの電力制限に関する次の情報が表示されます
l は、システムが電力バジェットしきい値を守るかどうかをします
l ワットのしきい BTU/ のしきい 、制限をそれぞれ AC ワットと BTU/ 時単位で表示します
l パーセント表示のしきい(最大) には、電力制限範のパーセントが表示されます
RACADM 使用
ローカル RACADM から電力バジェットのしきい値を表示するには、管理下サーバーでコマンドラインインタフェースをいてのように入力します
メモ電源管理操作を行うにはシステム管理者 特権が必要となります
メモ出力の詳細を含cfgServerPower の詳しい情報についてはデルサポートサイト support.dell.com/manuals にある、『RACADM Command Line Reference Guide for
iDRAC and CMCcfgServerPower を参照してください
メモ電力バジェットしきい値の情報は、読み取り専用であるためiDRAC6 有効にしたり、設定変更することはできません