Users Guide
iDRAC6 で、証明書の検証がデフォルトで有効になっているのはなぜですか。
iDRAC6 は、接続先となるドメインコントローラの身元を確認するために、強力なセキュリティ対策を実施しています。証明書を検証しないと、ハッカーはドメインコントローラになりすまし、SSL 接続を乗
っ取る危険があります。証明書の検証なしに、自分のセキュリティ境界内のドメインコントローラをすべて信頼する場合は、GUI または CLI を使用して無効にすることもできます。
拡張および標準スキーマ
マルチドメイン環境において拡張スキーマを使用しています。ドメインコントローラのアドレスは、どのように設定すればいいですか。
iDRAC6 オブジェクトが存在するドメインにサービスを提供しているドメインコントローラのホスト名(FQDN)または IP アドレスを使用します。
グローバルカタログアドレスを設定する必要はありますか。
拡張スキーマを使用している場合、拡張スキーマで使用されないグローバルカタログアドレスを設定できません。
標準スキーマを使用し、ユーザーと役割グループが異なるドメインに属する場合は、グローバルカタログアドレスを設定する必要があります。この場合は、ユニバーサルグループしか使用できません。
標準スキーマを使用し、すべてのユーザーと役割グループが同じドメインに属する場合は、グローバルカタログアドレスを設定する必要はありません。
標準スキーマクエリの仕組みを教えてください。
iDRAC6 はまず、設定されたドメインコントローラアドレスに接続します。ユーザーおよび役割グループがそのドメインに属する場合は、権限が保存されます。
グローバルコントローラアドレスが設定されている場合、iDRAC6 は継続してグローバルカタログをクエリします。グローバルカタログから追加の権限が取得された場合、これらの権限は上乗せされま
す。
その他
iDRAC6 は、常に LDAP オーバー SSL を使用しますか。
はい。伝送はすべて、636 または 3269、あるいはその両方のセキュアポートを経由します。
設定のテスト中、iDRAC6 は問題を特定するためにのみ、LDAP 接続 を行いますが、不安定な接続では LDAP バインドを行いません。
iDRAC6 は NetBIOS 名をサポートしていますか。
このリリースでは、サポートされていません。
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