Users Guide
ローカル RACADM コマンドの使用
コマンドプロンプトまたはシェルプロンプトからローカル(管理下サーバー上)で RACADM コマンドを実行します。
管理下サーバーにログインし、コマンドシェルを起動して、ローカル RACADM コマンドを次の形式で入力します。
l racadm <サブコマンド> [パラメータ]
l racadm <getconfig|config> [-g <グループ>] [-o <オブジェクト> <値>]
オプションを使用しなければ、RACADM コマンドによって一般的な使用情報が表示されます。RACADM サブコマンド一覧を表示するには、次のように入力します。
racadm help
または
racadm getconfig -h
サブコマンドのリストには、iDRAC6 でサポートされる RACADM コマンドがすべて含まれています。
サブコマンドのヘルプを取得するには、次のように入力します。
racadm help <
サブコマンド
>
このコマンドによって、サブコマンドの構文とコマンドラインオプションが表示されます。
getsvctag
サービスタグを表示します。
getsysinfo
IP 設定、ハードウェアモデル、ファームウェアバージョン、オペレーティングシステム情報を含む iDRAC6 および管理下サーバーに関する情報を表示します。
gettracelog
iDRAC6 トレースログ を表示します。-i を指定して使用した場合は、iDRAC6 のトレースログのエントリ数を表示します。
help
iDRAC6 サブコマンドを一覧にします。
help <サブコマンド>
指定したサブコマンドの使用ステートメントを一覧にします。
ifconfig
ネットワークインタフェーステーブルの内容を表示します。
krbkeytabupload
Kerberos keytab ファイルをアップロードします。
localConRedirDisable
ローカルシステムから、ローカル仮想コンソールを無効にします。
netstat
ルーティングテーブルと現在の接続を表示します。
ping
送信先の IP アドレスが現在のルーティングテーブルの内容で iDRAC6 から到達可能かどうかを確認します。宛先 IP アドレスが必要です。ICMP エコーパケットが現在
のルーティングテーブルの内容に基づいて、目的の IP アドレスに送信されます。
ping6
現在のルーティングテーブルの内容を使用して iDRAC6 から送信先の IPv6 アドレスに到達可能かどうかを確認します。送信先の IPv6 アドレスが必要です。ICMP エ
コーパケットが現在のルーティングテーブルの内容に基づいて、目的の IPv6 アドレスに送信されます。
racdump
状態および iDRAC6 の一般的な情報を表示します。
racreset
iDRAC6 をリセットします。
racresetcfg
iDRAC6 をデフォルト設定にリセットします。
remoteimage
リモートファイル共有
serveraction
管理下サーバーの電源管理操作を実行します。
setniccfg
コントローラの IP 設定を指定します。
sshpkauth
最大 4 つの SSH 公開キーをアップロードしたり、既存のキーを削除したり、iDRAC6 に既にあるキーを表示したりできます。
sslcertdownload
iDRAC から、CA 証明書またはサーバー証明書をダウンロードします。
sslcertupload
CA 証明書またはサーバー証明書を iDRAC6 にアップロードします。
sslcertview
iDRAC6 にある CA 証明書またはサーバー証明書を表示します。
sslcsrgen
SSL CSR を生成してダウンロードします。
testemail
iDRAC6 に iDRAC6 NIC 経由で E-メールを送信させます。
testtrap
iDRAC6 に iDRAC6 NIC 経由で SNMP 警告を送信させます。
traceroute
パケットがシステムから目的の IPv4 アドレスに転送されるときに通ったルーターのネットワーク経路をトレースします。
traceroute6
パケットがシステムから目的の IPv6 アドレスに転送されるときに通ったルーターのネットワーク経路をトレースします。
version
iDRAC6 のバージョン情報を表示します。
vflashsd
vflash SD カードを初期化するかその状態を取得します。
vflashpartition
初期化された vFlash SD カード上のパーティションの作成、削除、一覧表示、または状態表示を行います。
vmdisconnect
リモートクライアントから開いていた iDRAC 仮想メディア接続をすべて閉じます。
vmkey
VFlash パーティションをデフォルトサイズの 256MB にリセットし、パーティションからすべてのデータを削除します。
1
SOL セッションの情報は、getssninfo コマンドの応答に含まれていません。
メモ:英数字以外の文字、たとえば $、%、<、>、| 等の文字の使用は、RACADM コマンドの引数にはお勧めしません。これらの文字を使用すると、予期しない動作を引き起こすことがありま
す。