Users Guide
カーソルの同期 メニューアイテムは切り替え式です。メニューのアイテムの横にチェックマークがあり、マウスの同期がアクティブであることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux または Novell SUSE Linux を使用している場合は、ビューアを起動する前に必ず Linux 用のマウスモードに設定してください。設定の詳細については、iDRAC6 ウェ
ブインタフェースでの仮想コンソール と仮想メディアの設定を参照してください。iDRAC 6 仮想コンソール 画面でマウス矢印を制御するには、オペレーティングシステムのデフォルトのマウス設定が使
用されます。
クライアントの仮想コンソール画面に 2 つのマウスカーソルがある場合、サーバーのオペレーティングシステムが相対位置をサポートしていることを示します。これは Linux オペレーティングシステムま
たはデルの Universal Server Configurator(USC)に典型的で、サーバーのマウス加速設定が仮想コンソールクライアントのマウス加速設定と異なる場合、2 つのマウスカーソルが表示されま
す。これを解決するには、(仮想コンソール画面の)ツール メニューから単一カーソルを選択して単一カーソルに切り替えるか、サーバーとクライアントのマウス加速度を一致させます。
iDRAC 仮想コンソールを使用して、最新の Linux 分散オペレーティングシステムをインストールした管理下サーバーに接続する際、マウスの同期の問題が生じる場合があります。これは、GNOME デ
スクトップのポインタ加速予測機能が原因と考えられます。iDRAC 仮想コンソールでマウスを正しく同期させるには、この機能を無効にする必要があります。ポインタ加速予測機能を無効にするに
は、/etc/X11/xorg.conf ファイルのマウスセクションで、次のように追加します。
Option "AccelerationScheme" "lightweight".
同期の問題が解決されない場合は、<user_home>/.gconf/desktop/gnome/peripherals/mouse/%gconf.xml ファイルで、次の変更をさらに行います。
motion_threshold および motion_acceleration の値を -1 に変更します。
ローカルコンソールを無効 / 有効にする
iDRAC6 ウェブインタフェースを使用して、仮想コンソールの接続を許可しないように iDRAC6 を設定できます。ローカルコンソールが無効になると、黄色のステータスドットがローカルコンソール内のサ
ーバーリストに表示され、コンソールが iDRAC でロックされていることを示します。ローカルコンソールが有効なときは、状態表示ドットが緑色で表示されます。
管理下サーバーのコンソールへの排他的アクセスを確保するには、ローカルコンソールを無効にし、また 仮想コンソール 画面で 最大セッション数 を 1 に再設定する必要があります。
ローカルコンソールを無効または有効にするには、次の手順に従ってください。
1. 管理ステーションで、対応ウェブブラウザを開いて iDRAC6 にログインします。詳細については、ウェブインタフェースへのアクセスを参照してください。
2. システム をクリックし、仮想コンソール / メディア タブをクリックして、設定 をクリックします。
3. サーバーでローカルビデオを無効にする(オフにする)には、設定 画面で ローカルサーバービデオを有効にする を選択解除してから 適用 をクリックします。デフォルト値は 有効(オン) で
す。
4. サーバーでローカルビデオを有効にする(オンにする)には、設定 画面で ローカルサーバービデオを有 効 にする を選択してから 適用 をクリックします。
仮想コンソール 画面にローカルサーバービデオのステータスが表示されます。
仮想コンソールと仮想メディアページのリモート起動
仮想コンソールまたは仮想メディアは、iDRAC6 ウェブインタフェースから起動する代わりに、サポートされているブラウザで URL を 1 つ入力して起動できます。使用しているシステム構成によっては、
手動の認証手順(ログインページ)を踏むか、仮想コンソールまたは仮想メディアビューア(iDRACView)に自動転送されます。
URL フォーマット
ブラウザに https://<idrac6_ip>/console のリンクを入力する場合、ログイン設定によっては、通常の手動ログイン手順に従わなければならない場合があります。SSO が有効でなく、ローカ
ル、AD、または SC ログインが有効である場合は、対応するログインページが表示されます。ログインに成功すると、仮想コンソールまたは仮想メディアのビューは起動しません。代わりに、iDRAC6
GUI ホームページに転送されます。
一般的なエラーシナリオ
表10-6 は、一般的なエラーのシナリオ、それらエラーの原因、そして iDRAC6 の動作を記載しています。
表 10-6エラーシナリオ
メモ:Windows オペレーティングシステムを実行しているサーバーは絶対位置をサポートしているため、これは適用されません。
メモ:サーバー上のローカルビデオを無効にする(オフにする)と、仮想コンソールに接続しているモニター、キーボード、およびマウスが無効になります。
メモ:Internet Explorer はローカル、Active Directory(AD)、スマートカード(SC)、およびシングルサインオン(SSO)ログインをサポートします。Firefox は、SSO、ローカル、および AD
ログインをサポートしています。
メモ:iDRACView を起動するために使用する URL は、大文字と小文字が区別され、小文字のみで入力する必要があります。
エラーシナリオ
原因
動作
ログインに失敗しました
無効なユーザー名または不正なパスワードを入力しまし
https://<ip> を入力してログインに失敗した場合と同じ動作が見られます。