Users Guide
5. メインメニューの リモートサーバー用 シリアルオーバー LAN の設定 (オプション 2)を選択します。
SOL 設定メニューが表示されます。現在の SOL 状態によって SOL 設定メニューの内容は次のように変わります。
l SOL が既に有効になっている場合、現在の設定が表示され 3 つの選択肢が提示されます。
1. シリアルオーバー LAN を無効にする
2. シリアルオーバー LAN の設定を変更する
3. キャンセル
l SOL が有効になっている場合は、SOL ボーレートが iDRAC6 のボーレートと同じで、ユーザーにシステム管理者権限が付与されていることを確認してください。
l 現在 SOL が無効になっている場合は、Y と入力して SOL を有効にするか、N を入力して SOL を無効のままにします。
6. メインメニューで 仮想コンソールの起動 (オプション 3)を選択します。
リモート管理下システムのテキストコンソールが管理ステーションにリダイレクトされます。
7. メインメニューで 仮想コンソールの再起動とアクティブ化 (オプション 4)を選択します(オプション)。
リモート管理下システムの電源状態が確認されます。電源がオンの場合は、正常なシャットダウンか強制シャットダウンかを選択します。
次に、電源状態が オン に変わるまで、状態が監視されます。仮想コンソールが開始し、リモート管理下システムのテキストコンソールが管理ステーションにリダイレクトされます。
管理下システムの再起動中に BIOS システム設定プログラムに切り替えて BIOS の設定や表示ができます。
8. メインメニューで ヘルプ (オプション 5)を選択すると、各オプションの詳しい説明が表示されます。
9. メインメニューで 終了 (オプション 6)を選択すると、Telnet セッションが終了して SOL プロキシから切断されます。
racadm racreset
オペレーティングシステムの設定
汎用オペレーティングシステムを設定するには、お使いのオペレーティングシステムに該当する手順に従ってください。この設定は、Red Hat Enterprise Linux 5.0、SUSE Linux Enterprise
Server 10 SP1、Windows 2003 Enterprise のデフォルトインストールに基づくものです。
Linux Enterprise オペレーティングシステムの場合
1. /etc/inittab ファイルを編集して、ハードウェアフロー制御を有効にし、ユーザーが SOL コンソールからログインできるようにします。次の行を #Run gettys in standard runlevels
セクションの末尾に追加します。
7:2345:respawn:/sbin/agetty -h 115200 ttyS0 vt220
元の /etc/inittab の例:
______________________________________________________________
#
#inittab This file describes how the INIT process should set up
# the system in a certain run-level.
#
ファイルのこの部分をスキップします。
#Run gettys in standard runlevels
1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1
2:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1
3:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1
メモ:デフォルトの IPMI 暗号化キーはすべてゼロです。暗号化オプションで <Enter> キーを押すと、iDRAC6 はこのデフォルト暗号化キーを使用します。
メモ:ユーザーが SOL セッションを正しく終了しなかった場合は、次のコマンドを入力して iDRAC を再起動します。iDRAC6 の起動が完了するのに 1~2 分かかります。詳細は、デルサポー
トサイト support.dell.com/manuals にある『RACADM Command Line Reference Guide for iDRAC and CMC』を参照してください。