Users Guide
2. シリアルオーバー LAN を有効にする オプションが選択されている(有効になっている)ことを確認します。デフォルトで有効になっています。
3. ボーレート ドロップダウンメニューから、IPMI SOL ボーレート(データ速度)を選択します。オプションは 9600 bps、19.2 kbps、 57.6 kbps、115.2 kbps です。デフォルト値は 115.2
kbps です。
4. チャネル権限レベルの制限 ドロップダウンメニューから、SOL の権限レベルの制限を選択します。
5. 適用 をクリックして設定を保存します。
6. 詳細設定 をクリックします。SOL のパフォーマンスを調整できる、 シリアルオーバー LAN 設定 の 詳細設定 画面が表示されます。 表9-1 を参照してください。
表 9-1シリアルオーバー LAN の詳細設定
7. 適用 をクリックして設定を保存します。
8. システム® iDRAC 設定® ネットワークセキュリティ タブ® サービス で SOL 用 SSH および Telnet を設定します。
9. サービス をクリックして サービス 画面を開きます。
10. 必要に応じて、SSH または Telnet で 有効 をクリックします。
11. 適用 をクリックします。
12. システム® iDRAC 設定® ネットワーク / セキュリティ® ネットワーク の順に選択して、iDRAC6 帯域外インタフェース(IPMI オーバー LAN)を有効にします。
13. IPMI 設定 で IPMI オーバー LAN を有効にする オプションを選択します。
14. 適用 をクリックします。
シリアルオーバー LAN(SOL)の使用
本項では、Telnet プログラム、SSH クライアント、IPMItool、SOL プロキシなど、シリアルオーバー LAN セッションの開始方法について説明します。シリアルオーバー LAN 機能の目的は、管理下
サーバーのシリアルポートを iDRAC6 を介して管理ステーションのコンソールにリダイレクトすることです。
Telnet または SSH を通して SOL をリダイレクトするモデル
Telnet(ポート 23)/SSH(ポート 22)クライアント « WAN 接続 « iDRAC6 サーバー
メモ:SOL ボーレート が、BIOS で設定されているフェイルセーフボーレートと同一であることを確認します。
設定
説明
文字累積間隔
SOL データパケットの一部を送信するまでの iDRAC6 の標準的な待ち時間。このパラメータはミリ秒で指定します。最適なパフォーマンスを得るためには、10 ミリ秒の使用を
お勧めします。
文字送信しきい値
SOL データパケットあたりの文字数を指定します。iDRAC6 が受け入れた文字数が文字送信しきい値以上になると、iDRAC6 は文字送信しきい値以下の文字数を含む SOL
データパケットの送信を開始します。含まれている文字数がこの値より少ないパケットは、部分 SOL データパケットとして定義されます。
最適なパフォーマンスを得るためには、255 文字の使用をお勧めします。
メモ:これらの値を下げると、SOL の仮想コンソール機能のパフォーマンスが低下する可能性があります。また、SOL セッションは次のパケットを送信する前に各パケットの確認メッセージを受
信するまで待つ必要があります。このため、パフォーマンス が著しく低下します。
メモ:各ブレードサーバーはアクティブな SOL セッションを 1 つだけサポートします。
メモ:SSH プロトコルはデフォルトでは有効になっています。Telnet プロトコルはデフォルトでは無効になっています。
メモ:SSH および Telnet プログラムは共にリモートマシンでのアクセスを提供します。
メモ:セキュリティと暗号化のメカニズムが優れている SSH を推奨します。
メモ:タイムアウト値を 0 に設定すると、SSH/Telnet セッション期間が無限になります。デフォルトのタイムアウト値は 1800 秒です。