Users Guide
9. 追加 をクリックして、ユーザードメイン名 を入力します。テキストフィールドにドメイン名を入力して OK をクリックします。 この手順は省略できます。ユーザードメインのリストを設定した場合
は、ウェブインタフェースのログイン画面に表示されます。リストから選択する場合、ユーザー名のみを入力する必要があります。
10. タイムアウト フィールドに、iDRAC6 が Active Directory の応答を待つ時間を秒数で入力します。
11. DNS ルックアップドメインコントローラ オプションを選択し、DNS ルックアップから Active Directory ドメインコントローラを取得します。すでに設定されている場合は、ドメインコントロー
ラのサーバーアドレス 1~ 3 は無視されます。ログインのユーザードメイン を選択し、ログインユーザーのドメイン名を使って DNS ルックアップを実行します。そうでない場合は、ドメイン
を指定する を選択し、 DNS ルックアップに使用するドメイン名を入力します。iDRAC6 は接続が確立されるまで、各アドレス(DNS ルックアップによって返される最初の 4 つのアドレス)に対し
て、1 つずつ接続を試みます。 拡張スキーマ を選択した場合、これらは iDRAC6 デバイスオブジェクトと関連オブジェクトが存在するドメインコントローラのアドレスです。標準スキーマを選
択した場合、これらはユーザーアカウントとロールグループが存在するドメインコントローラのアドレスです。
12. 指定した Active Directory ドメインコントローラのサーバーアドレスをiDRAC6 に使用させるには、ドメインコントローラアドレスを指定する オプションを選択します。DNS ルックアップは実
行されません。ドメインコントローラの IP アドレスまたは FQDN を指定します。ドメインコントローラアドレスを指定する オプションが選択されている場合、3 つのアドレスのうち、少なくとも 1
つのアドレスが設定されている必要があります。iDRAC6 は、接続が確立されるまで、設定されたアドレスに対して、1 つずつ接続を試みます。拡張スキーマ を選択した場合、これらは
iDRAC6 デバイスオブジェクトと関連オブジェクトが存在するドメインコントローラのアドレスです。
13. 次へ をクリックします。
Active Directory の設定と管理 手順 3/4 画面が表示されます。
14. スキーマの選択 で、拡張スキーマの選択 チェックボックスを選択します。
15. 次へ をクリックします。
Active Directory 手順 4/4 画面が表示されます。
16. 拡張スキーマの設定 で、iDRAC6 名 と iDRAC6 ドメイン名 を入力して iDRAC6 のデバイスオブジェクトと Active Directory でのその保存場所を設定します。
17. 変更を保存するには、終了 をクリックし、次に 完了 をクリックします。
Active Directory の設定と管理 メイン概要ページが表示されます。次に、指定した Active Directory の設定をテストする必要があります。
18. 画面の下までスクロールし、テストの設定 をクリックします。
Active Directory 設定のテスト 画面が表示されます。
19. iDRAC6 ユーザー名とパスワードを入力し、テストの開始 をクリックします。
テスト結果とテストログが表示されます。詳細については、「設定のテスト」を参照してください。
これで、拡張スキーマの Active Directory の設定が完了しました。
RACADM を使用した拡張スキーマの Active Directory の設定
ウェブインタフェースではなく、RACADM コマンドラインインタフェース(CLI)を使用して拡張スキーマを備えた iDRAC6 Active Directory 機能を設定する場合は、次のコマンドを使用します。
1. コマンドプロンプトを開き、次の RACADM コマンドを入力します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADEnable 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADType 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o
cfgADRacName <RAC 共通名>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADRacDomain <完全修飾ルードメイン名>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADDomainController1 <ドメインコントローラの完全修飾ドメイン名または IP アドレス>
メモ: このリリースでは、Active directory に拡張スキーマが設定されている場合、スマートカードを使用する 2 要素認証(TFA)はサポートされていません。シングルサインオン
(SSO)機能は、標準スキーマと拡張スキーマの両方でサポートされています。
メモ: DNS ルックアップが失敗した、または DNS ルックアップによって返されたサーバーが機能しない場合、iDRAC6 は指定したドメインコントローラにフェールオーバーしません。
メモ: 証明書の検証を有効にしている場合、このフィールドで指定する FQDN または IP アドレスは、ドメインコントローラ証明書の 件名 または 代替名 フィールドの値と一致する必要
があります。
メモ: Active Directory ログインをサポートするには、iDRAC6 上で DNS サーバーが正しく設定されている必要があります。ネットワーク 画面に移動して(システム ® リモートア
クセス ® iDRAC6®をクリックし、ネットワーク / セキュリティ ® ネットワーク タブの順にクリック)、DNS サーバーを手動で設定するか、DHCP を使用して DNS サーバーを取
得します。