Users Guide
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iDRAC6 ディレクトリサービスの使用
IntegratedDellRemoteAccessController6(iDRAC6)EnterpriseforBladeServersバージョン 3.0 ユーザーガイド
ディレクトリサービスは、ユーザー、コンピュータ、プリンタなどの情報を保存するための共通のデータベースを保持します。会社で Microsoft Active Directory または LDAP ディレクトリサービスソ
フトウェアを使用している場合は、iDRAC6 にアクセスできるように設定し、ディレクトリサービスの既存のユーザーに iDRAC6 のユーザー権限を追加して制御できます。
Microsoft Active Directory での iDRAC6 の使用
ユーザー権限は、Microsoft Active Directory から iDRAC6 にログインして設定できます。また、管理者が各ユーザーに特定の権限を設定できる役割ベースの権限を提供することもできます。詳
細については、以下の項を参照してください。
表6-1 に、iDRAC6 Active Directory ユーザー権限を示します。
表 6-1iDRAC6ユーザー権限
Active Directory と次のいずれかの方法を利用して、iDRAC6 にログインできます。
l ウェブインタフェース
l ローカル RACADM
l SM-CLP CLI 用の SSH または Telnet コンソール
ログイン構文は、3 つの方法にすべて共通です。
<ユーザー名@ドメイン>
または
<ドメイン>\<ユーザー名> または<ドメイン>/<ユーザ名>
ユーザー名 は 1 ~ 256 バイトの ASCII 文字列です。
ユーザー名やドメイン名には、空白スペースと特殊文字(\, /, @ など)は使用できません。
ウェブインタフェースからログインし、ユーザードメインを設定している場合は、ウェブインタフェースのログイン画面のプルダウンメニューにすべてのユーザードメインが表示されます。プルダウンメニュー
からユーザードメインを選択する場合は、ユーザー名のみを入力します。このiDRAC を選択した場合も、上記「Microsoft Active Directory での iDRAC6 の使用」のログイン構文を使用して、
Active Directory ユーザーとしてログインできます。
iDRAC6 用に Active Directory 認証を有効にするための必要条件
Active Directory で iDRAC6 を認証する機能を使用する場合は、Active Directory インフラストラクチャがすでに展開されている必要があります。Active Directory インフラストラクチャがまだ構
築されていない場合、その設定方法については、Microsoft のウェブサイトを参照してください。
Microsoft Active Directory での iDRAC6 の使用
標準スキーマの Active Directory の概要
iDRAC6 用に Active Directory 認証を有効にするための必要条件
iDRAC6 にアクセスするための標準スキーマ Active Directory の設
定
サポートされている Active Directory の認証機構
設定のテスト
拡張スキーマ Active Directory の概要
iDRAC6 の LDAP ディレクトリサービスとの使用
iDRAC6 にアクセスするための拡張スキーマ Active Directory の設定
よくあるお問い合わせ(FAQ)
メモ: Active Directory を使用した iDRAC6 ユーザーの認識は、Microsoft Windows 2000、Windows Server 2003、Windows Server 2008 オペレーティングシステムでサポ
ートされています。
権限
説明
iDRAC6 へのログイン
ユーザーに iDRAC へのログインを許可します。
iDRAC6 の設定
ユーザーに iDRAC6 の設定を許可します。
ユーザーの設定
ユーザが指定したユーザーのシステムアクセスを許可できるようにします。
ログのクリア
ユーザーに iDRAC6 のログのクリアを許可します。
サーバーコントロールコマンドの実行
RACADM コマンドを実行できます。
仮想コンソールへのアクセス
ユーザーに仮想コンソールの実行を許可します。
仮想メディアへのアクセス
ユーザーに仮想メディアの実行と使用を許可します。
テスト警告
ユーザーがテスト警告(電子メールと PET)を指定したユーザーに送信できるようにします。
診断コマンドの実行
ユーザーに診断コマンドの実行を許可します。
メモ: Americas などの NetBIOS ドメイン名は名前解決できないため、指定できません。